夫婦関係修復のプロが語る!夫婦のあり方。性格は不一致でないとそもそもおかしいからー

夫婦関係が上手くいかない人へのメッセージ

【夫婦関係が上手くいかない人へのメッセージ】

 

山ちゃん

こんにちは!山崎です。

今日はですね。旦那さん、奥さんとの関係がうまくいかない人や、どうもケンカばかりしてしまう人に対して何か3人で話せることはないかということでいきたいと思います。

では、よろしくお願いします。

今回は、夫婦関係のプロであるマーシンさんがいらっしゃるのでではマーシンさんからお願いします。

 

夫婦の性格は不一致でなければならない

 

マーシン

私は、結婚して20年以上になりますが、最初の5年間くらいは年間1000回くらいはカミさんと別れようと思っていたんですよ。(笑)

年間1000回思うってことは1日3回は思うってことなんですよ。

まあ、それくらい上手くいってなかったんですけどね。

だから結婚して5年くらいたってそのあたりからだいぶ変わっていったんですけど、まあそういった流れの中でわかっていったことをちょっとお話していきますね。

私の中では、いろいろ夫婦の定義がありましてね。

よく離婚された方の原因の上位に性格の不一致っていうのがあるんですよ。
まあ、価値観が違うとかね。

でもこれってよく考えてみると性格が一致してる人っているんですか?ってことですよ。

性格が本当に一致していたら逆に一緒にいる意味ありますか?って思うんですよ。

そもそも結婚って、性格とか価値観がまったく違う二人が力を合わせて頑張りましょうっていうコンセプトだと思うんですよ。

だから定義としては「性格は不一致でなければならない」って思っているんです。

 

カミィ

価値観も違わなければならないってことだよね。

 

マーシン

そうそう。

あとは、よく夫婦喧嘩をしますよね。

うちだってそりゃたまにはありますよ。
これなんかも一般的に夫婦喧嘩の何割かは経済的なことだっていいますよね。
まあ、この場合はしっかりお金稼いで頑張りましょうっていうことで解決に向かいますよね。

ただ喧嘩というものが、なぜ起こるのか?ということをちょっと説明しますとね。
よく男同士の殴り合いの喧嘩とか映画とかドラマでもあるじゃないですか。

この時、勝った方が倒れて負けている相手に必ず言うセリフがあるんですよ。
これ何って言うかわかります?

これはほとんどの場合「コノヤロウ、どうだ、わかったか!」っていうんですよ。

ここから読み取れることがあって、じゃあ喧嘩の理由っていうのは、何かを「わかって欲しかったの?」ってことなんですよ。

参考記事

他人との心を通じ合わせる勉強も必要

 

山ちゃん

ああ、なるほどー。
そういう意味ですね。

 

喧嘩が起こる根本原理とは

 

マーシン

「わかったか、コノヤロウ」って、力づくでも何かをわからせたかったんですよ。なかなかわかってくれない相手なんで怒ちゃうんですよ。

だから喧嘩ってわかってくれない相手に何かをわからせたくて起こることなんですよ。

だから夫婦喧嘩が起こった時に考えてみてほしいことは、今2人の間で何かがわかってほしいけどわかってもらえなくて起こっているんだなって考えると問題の本質が見えることがあります。

これも喧嘩が起こった時に定義として覚えといてほしいことですね。

あともう一つ定義があるんですけど、よく相手のことを理解してあげれなくてとかいいますよね。

ここも是非覚えといていただきたいことなんですが、

「人は相手のことや他人のことを永遠に理解できない」ってことなんです。

これは腹に深く刻んでおいて欲しいくらいですね。(笑)
永遠に理解できないんだってことを。

だから理解しちゃいけない、だって理解できないんだから。
ではどうすればいいのか?っていうと「相手を理解しようと努力する」っていうことなんです。

理解をしようという姿勢を努力するということなんです。
理解する努力ではないんです。

これをやり始めると、相手を理解できないんですっていう自己嫌悪から解放されるんです。

だって理解できないってわかるから理解できなくて当たり前。
そして、相手を理解しようという姿勢ができるように努力をするってなると、相手の話を聞いてみようっていう方向になるので、どういうこと考えてんのかな?
という視点でものが見れるようになってくるんですよ。
その時点で相手は、「ああ、この人は私を理解しようとしてくれている」って感じるんです。

そうすると最終的に喧嘩になりようがないんですよ。

だから喧嘩のようなことになったら、一旦止まって考える。

「今、相手は自分に何かをわかってほしいんだな。

では一体何をわかってほしいんだろう?」

って考えて、相手の話を聞いた時点でこれは喧嘩ではなくなって更なる向上のためのコミュニケーションに変化しているわけです。

私がお伝えしたいポイントとしてはこの3点ですかね。

 

喧嘩の解決は原因究明と歩み寄りの姿勢

 

山ちゃん

僕は、まだ独身なんですけどね。
ただ、鍼灸接骨院で働いていた頃に夫婦問題でこぼす人がいて当時は院長が応えたりしていたんですけど、そういった経験などからも僕が思うのは、マーシンさんが言うようにやはり相手に歩み寄る姿勢とかそういうことが大事じゃないかと思うんですよ。

これ夫婦関係だけじゃなくて「これやれよ」とか「オレ知らねえよ」とか言われると人はムカつくじゃないですか。相手にとる姿勢とか態度ですよね。

何かあった時に「なんでそういうこと言ったのかな?」とか思って原因はなんだったんだろうって聞いてくれたりすると相手も自分を理解しようとしてくれているって伝わるじゃないですか。

女性の方だって旦那が理解しようとしてくれているって思ったら強く言えなくなると思うんですよ。

夫婦ってそもそもこの人いいなあってお互いに思って結婚しているわけですから、相当冷え切っていないかぎりは、相手の話もきくと思うんですよ。

だからこそまずは歩み寄ることが大事だと思うんです。

そもそもなんで喧嘩してるんだろう?とか、なんでこういうこと言っちゃうのかな?
ってことを一つ一つ細分化していって考えることが重要なんじゃないかなって思いますね。

ムカつくってこともなんで自分はムカつくんだろう?とかイラつくっていうのもなんで私はイラついちゃうんだろう?とか原因を見つけてみてわかっていったら自分と相手を理解できるようになって少しづつ改善できていけば喧嘩ばかりじゃなくなるんじゃないかなって思います。

あとは僕はちょっと違うタイプなんですけど、喧嘩して言い合うことでコミュニケーションになってより絆が深まるっていう人もいるみたいなんですけど、こういう人はそうした方がいいのかもしれませんがやはり何が原因でそういう言い合いになっているのか?

ということを考えて追求してみると、より早い解決策にはなるんじゃないかって思いますね。

参考記事

コミュニケーション能力が高まるとモテるようになる

 

マーシン

そう、山ちゃんが今言ったみたいに喧嘩がコミュニケーションになってるってことはあるんだよね。

これは別の言い方をすれば、本音のコミュニケーション。

これによって実際に絆が深まることは実際にあると思うんですよ。
ただ、多くの夫婦はこれをやってない。
ただ建前上の関係を維持しようとしているので、非常に中途半端なコミュニケーションになっている。

一度とことん自分の本音をお互いに言ってみることで今まで見えてこなかった相手の本音や自分の本音に向き合うことができることもある。

なのである意味そういうのも一度やってみるのもいいと私は思いますね。

 

山ちゃん

そうであれば前提共有が大事かもしれないですね。

うちは喧嘩とかも多いから一度真剣に話し合いたいと思ってるんだよねって言ってから始めないと、いきなり本音トーク始めちゃうと皿は飛び交うは椅子は破損するはみたいになっちゃうかもしれませんからね。(笑)

 

恋人同士ではわからない結婚の醍醐味

 

カミィ

この辺は、女性はすごいからね。

一度吹き出すと、あの時もこうだった。この時もこうだった、みたいに…
よくまあ、そんなこと覚えてるなぁ~ってある意味感心しますよ。(笑)

僕なんかは性格上あんまりいろんなことを隠しておけないタイプなもんで、今思えば、若い頃から山ちゃんみたいにコミュニケーションの作法みたいなのを知っていれば、もうちょっと円滑にいけたかな~とも思うことはあるんですよ。

ただ、その時その時一生懸命やってきたなぁ~とは思いますね。

相手のことも嫌いじゃないし、むしろ大好きだし、愛してるけど、だからこそ僕なんかは言いたいことをバーっと言っちゃう。

だからうちの奥さんは、よくちゃんと話を聞いてくれたな~って思いますね。
よく耐えてくれたなと。(笑)

でも、そうなるとだんだん向こうも本音が出てくるんだよね。

このお互い言い合えるようになってきた頃から、むしろ夫婦仲はお互い良くなっていったと思うんですよ。

できれば、ここまで夫婦でトコトンやれるようになっていくと、本当にいろんなことがわかってくると思うんだよね。

やはり自分を知るためには相手がいないとわからないってところがあるんですよ。

夫婦って、まさにこの一番極みみたいなもので、これは実際夫婦やっている人ってすごくよくわかると思うんだけど本当にそうなんですよ。

これって恋人同士の間柄ではなかなかわからない。

僕も一番きつかったのが、夫婦として一緒に生活をしていくと、自分の一番見たくない自分の今まで無意識に蓋をしていた汚くて醜い部分が相手の姿を通して見させられることになったりするんですよ。自分が一人でいたり恋人同士でいた時には絶対にわからない部分に強制的に向き合うことになったりすることがあるんです。

自分の最低最悪な部分とも、否応なしに向き合わざるをえなくなる。だからこそ厳しいけど更に成長することもできる。

僕の場合は、もう奥さんは病気で亡くなってしまったから、今思い返せば、もっとこうすれば良かったとか、ああしてあげれば良かったとか、いろいろと後悔することも多いけど、それ以上に本当に一緒にいてくれてありがたかったな~としみじみ思いますね…

だから僕としては「結婚したほうがいいか?」と聞かれれば、結婚した方がいいよって思います。

なぜならお互いに、すごい短期間でものすごい成長することができるからね。

 

マーシン

まあ、映画とかドラマでも夫婦が穏便に過ごすドラマって多分面白くないじゃないですか。

ドラマの中で喧嘩しても、ただ上手く収めればいいやっていうドラマは面白くないですよね。

それよりも喧嘩があれば本音を言い合ったけど、そこから何か新しいものが生まれるみたいな方が感動するじゃないですか。

私は、夫婦関係とか家庭ってこういうドラマを実際にやれるところだと思っているんですよ。

ただ多くの人はやっていないんですよ。なるべく穏便にやっている。

それじゃ視聴率とれませんよっていうことなんですよ。
自分が観たいドラマをみんなやっていないんですよ。
当たり障りないことやっている。

しかし、本当に自分が観たいドラマは、本当は奥さんと分かち合って最後は抱きしめ合いたいとか、手を握り締めたいとかあるんですよ。

だったらそのドラマになるためには二人の関係にもう一歩踏み込むとかしてみたらいいんじゃないかと思いますね。

 

カミィ

そうだよね。

必ず観たい絵があるんだよね。

夫婦としてこうありたいとか、こうなっていこうよっていうところがあって、そういう前提があるからこそ本音のぶつかり合いだったり、喧嘩と見えしものというのが意味のあるものになってくると思うんだよね。

それがなくてただの感情論でぶつかってばかりだと必ずあとで後悔するんですよ。

だからコミュニケーションのやり方は大事ですよね。

ただ、最近は夫婦関係も、急速な時代の流れによって、ずいぶんと変化をしてきているようには感じますね。

なので、お互い苦しんで惰性で関係を続けるというよりも、二人にとって一番幸せで最適な関係とはどのようなものかを、しっかりと考えていかないといけないな~と思ってはいます。

参考記事

コミュニケーションは聞き上手から受け取り上手になろう

 

山ちゃん

そもそも環境をよくしたいっていうところがありますしね。
結論としては相手に歩み寄る姿勢であるとか、真剣に話し合う。
真剣に話し合うときは前提を共有してからはじめてみるということですかね。
ということで今回は以上となります。ありがとうございました!

カミィ
ありがとうございました!
マーシン
ありがとうございました!

 

まとめ

 

・夫婦関係では、相手を理解しようと努力する姿勢が大事

・何が喧嘩の原因か突き止めてお互いに歩み寄ること

・夫婦として自分たちのあるべき姿を前提に本音で語り合う

 

 

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