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【お金持ちになるために読みたいオススメ書籍】
世界中にお金にまつわる本は山ほどあります。
毎月毎月新しい本が出版されているのでいったい何を読んだらいいか困惑してしまうでしょう。
その中には、時事ネタものやその時代しか通用しない本も多数あります。
しかし「お金持ち」というのは悠久の昔から現代まで、ずっと人類の少数派として君臨してきました。
そこには時代を超えた普遍的な何か法則のようなものが存在しているように思えてなりません。
今回は、お金持ちになるために読んでおきたい書籍ということで単なるテクニック論にとどまらず、時代を超えて読み続けられている古典から現代のお金のプロフェショナルが書いたものまでの中で普遍的な良書をピックアップしてみました。
参考にしてください!
ダン・S・ケネディ著「億万長者のお金を生み出す26の行動原則」から学ぶ
「億万長者のお金を生み出す26の行動原則」 ダン・S・ケネディ著
監訳者 小川忠洋さんのコメント
あなたは今まで不思議に思ったことはありませんか?
なぜ同じ知識を持っていても、それを生かして成功する人と、そうでない人がいるのか?
なぜ同じノウハウを知っていても、それを生かして成功する人と、そうでない人がいるのか?
なぜたくさんのビジネス本が出ているにもかかわらず、成功している人は、常に少数なのか?
この本はその答えになるかもしれません。
この本の原題を直訳すると「へ理屈なし、起業家のための富の引き寄せ方」とでも言いましょうか。
一時、「引き寄せの法則」というのが流行りましたね。
しかし、実際のところ引き寄せの法則は、とても誤解されています。
頭の中で、自分が引き寄せたい事柄を考えていれば、自然とそれがやってくるなんてことが現実には起きないのは、あなたも本当はご存知でしょう。
自分が引き寄せたい事柄があれば、それを引き寄せるための行動をしなければいけません。
しかし、この行動がなかなかできません。
仮にできたとしても、正しい方向に行動しなければ、決して良い結果は出ません。
(行動力はあるにもかかわらず、結果が出ていない人をあなたも見たことがあるでしょう)
それはやる方向が間違っているからです。
この本は、社長、起業家のために、いかに富を引き寄せるか。そのための、正しい行動とは何か、が書かれた本です。
著者である、ダン・ケネデイは、今までに、数多くの社長、起業家を億万長者に育て上げてきました。
億万長者メーカーと呼ばれるのもその所以です。
つまり、普通の人が億万長者になるプロセスを、誰よりもたくさん見てきたと言っても過言ではありません。
もちろん、ダン・ケネディのクライアントすべてが億万長者になったわけではありません。
しかし、成功したクライアン卜も成功しなかったクライアントも、ケネディから同じ知識、同じノウハウを受け取っていることを見逃してはいけません。
同じ知識、同じノウハウを受け取っていながら、億万長者になれる人となれない人がいる。
成功できる人とできない人がいる。
では、それを分けるものとはいったい何なのか?
そんな違いを何千通りも見てきたずン・ケネディだからこそ、語れる“違い”があります。
そんな違いを何千通りも凡てきたダン・ケネディだからこそ、語れる“行動原則があります。
そんな違いを何千通りも見てきたダン・ケネディだからこそ、語れる“お金・富の引き寄せ方”があります。
それを、あなたは今、知ろうとしています。
この本を読み終わる頃には、今よりも格段に行動力がアップして、今よりもずっと大きな“富”を引き寄せることができるようになっているでしょう。 それでは、心してページをめくってください。
小川忠洋
とまあこの文章を読んで早速読んでみましたが、ある意味今までの常識的な本というより本当に稼いできたひとだからこそ知っている本音の部分を遠慮なく暴露しながら読み手の今までのお金に関する間違った観念を叩き壊すような本です。
自分の中にある今まで気付かなかった貧乏観念を発見し、お金持ちの思考と行動に変化させて現実を変えたい人にはオススメです。
あとはダン・ケネディ自身がマーケッターであり多くの起業家を大金持ちにするサポートをしてきたような人なのでこれから起業しようという人や経営者には必見の内容になっています。
現代に生きる現実派起業家・リアリストの学ぶお金の決定版です。
参考記事
90日間続けたらその効果に仰天する。億万長者に共通する2つの習慣を見習え!
ウォレス・ワトルズ著「確実に金持ちになる引き寄せの法則」から学ぶ
確実に金持ちになる「引き寄せの法則」 ウォレス・ワトルズ著
この書籍は、複数の出版社から違った訳者を通して出回っている本ですが、まさに「引き寄せの法則」の原著ともいえる古典的名著で多くの成功者たちが影響を受けた本です。
各監訳者たちのコメントを紹介していきましょう。
全世界1000万部突破のベストセラー『ザ・シークレット』(125ページ)で、本書は紹介されている。
ナポレオン・ヒル、ロバート・シュラー、アンソニー・ロビンズ、ナイチンゲール、ダイアナ妃、クリントン大統領、本田健も影響を受けた「100年のロングセラー本」
この「数学的に正しい法則」さえ実行すれば、あなたは、絶対にお金持ちになれる。
本書に繰り返し登場する〈形成素子〉は、私たちの頭のなかに存在しています。
Dr.佐藤理論でいう「自動目的達成装置」です。
自律神経系をとおして、私たちは自然と「お金持ちになる行動」を選択し、実行するようになるということです。
本書をとおして、ワトルズは「1+1=2」と同じような数学的な確かさで、誰もがお金持ちになれる法則を示しています。
本書は二十世紀初頭に書かれた古い本ですが、およそ百年の歳月が流れても、これほどシンプルで核心を突いた「お金持ちになるための本」は現れていません。
それくらい本書は“すごい本”なのです。
あなた自身の力を信じること。それが大前提。
あとは本書をお読みいただき、その法則を実行すればいいのです。
間違いなく、あなたはお金持ちになることができるでしょう。
この素晴らしい本を紹介する機会に恵まれたことを、監訳者として望外の喜びに存じます。
(医学博士・農学博士 佐藤富雄)
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この世界には、“お金持ちになるための科学”が存在します。
それは代数や算数と同じように、れっきとした科学なのです。
富を“引き寄せる”過程では、いくつかの法則が働いています。
もしそれらの法則を頭に入れて行動すれば、あなたは確実に、富を手にすることができるでしょう。
by ウォレス・ワトルズ(本人)
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本書に書かれたノウハウは、徹底的にテストを重ね、実践的な実験で確実な結果が得られたものです。
これを実行すれば誰もが、必ず金持ちになります。
失敗は、あり得ません。
なぜなら、これは完璧な科学だからです。
by ウォレス・ワトルズ(本人)
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本書は一見すると神秘主義やスピリチュアル的なものかと思われがちですが、ウォレス・ワトルズ本人が繰り返し本書で述べていることが「これは科学だ」という観点です。
同じ原因は同じ結果をもたらす。いわゆる再現性というところを非常に強く語りかけています。
そして読んでみるとわかるんですが、書かれていることはある意味当たり前とも思えるようなことが多く、そのため誰にでも実践可能な内容です。
つまりお金持ちになるのは知っていてやらなかった人ではなく、知ったことでやった人たちだったとも言えます。
現代の成功者たちが絶賛する本書は一家に一冊あるといいかもしれませんね。
ハーブ・エッカー著「ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人」から学ぶ
ミリオネア・マインド 大金持ちになれる人 ハーブ・エッカー著
言わずと知れた全米ナンバー1のマネー・コーチ、お金のカリスマとして高く評価されているハーブ・エッカーの代表的ベストセラー。
本書は資産ゼロから、たった二年半で億万長者に変身した著者の経験をもとに構築された「お金持ちになるエッセンス」が満載です。
「お金の専門家」である本田健がカナダの友人からも勧められて読み、最も刺激を受け興奮したという一冊でもある。
その本田健さんの翻訳でもあります。
著者のハーブ・エッカーはビジネスで成功しては失敗して一文無しになるという、浮き沈みの多い人生を繰り返す過程で「金持ち特有の思考法」つまり「ミリオネア・マインド」の秘密に気づく。
なぜ、大金持ちになる人がいる一方、お金に縁のない人生から抜け出せない人がいるのか?
その「鍵」を本書は明らかにし、あなたに“幸せで豊かな未来”への道筋を示す。
あなたの収入、資産状況、そして人生を劇的に変える本。
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本書に度々でてくる「お金の設計図が人生を支配する」という概念。
行き当たりばったりの人が考えもつかなかったものをお金持ちの人たちは当たり前のように思考しているという
ことだと思います。
まさにお金持ちの「マインド」を知り身に付けるための手引書となるでしょう。
参考記事
お金持ちになれる人orお金に縁のない人【17のミリオネアマインド】前編
お金持ちになれる人orお金に縁のない人【17のミリオネアマインド】中編
お金持ちになれる人orお金に縁のない人【17のミリオネアマインド】後編
ナポレオン・ヒル著「巨富を築く13の条件」から学ぶ
巨富を築く13の条件 ナポレオン・ヒル著
言わずと知れた成功哲学といえばこの人というくらい有名なナポレオン・ヒルの本です。
訳者あとがきにもあるように、本書はナポレオン・ヒル不朽の名著「思考は現実化する」の数あるバリエーションのうち「巨富を築く」に重点をおいて再構成したもの。
「巨富」とは必ずしもお金のことではなく、精神の豊かさでもある。
成功を願う多くの人が、本書から少なからぬヒントが得られるでしょう。
本書で取り上げられている興味深いものとして、深層自己説得という形でいわゆる自己暗示または自己洗脳を通して潜在意識に種を植え付けるというものです。
今でこそ普通の考えですが当時は大変センセーショナルだったのではないかと思います。
そのための具体的ステップも記されていて不思議な世界のことではなくいかに現実にそれを成し遂げるかに重点が置かれている。
また人間の持つ本能的「性エネルギー」をも巨富を創造することに転換してしまう方法など他の書籍では語られないエッセンスが詰まっている。
キリスト教的宗教観が大半の欧米圏で、この「性エネルギー」を自らの成功や巨富を得るための原動力として転化する方法を唱えたのは、とても画期的だったのではないでしょうか。
このあたりからも、この時代のアンドリューカーネギーやヘンリーフォードといった実業家が、エマソンやトラインのニューソート的な思想を実業に取り入れていった過程がみえるような気がします。
多くの成功者がバイブルとして愛してきた本書もまた個人経営の人はもちろん組織を動かす会社のリーダー達にもオススメの一書です。
ビクター・ポック著「すべてのお金の悩みを永久に解決する方法」から学ぶ
すべてのお金の悩みを永久に解決する方法 ビクター・ポック著
本書は、アメリカのライフコーチでラジオのパーソナリティでもあるビクター・ポックがライフワークでもある人々のお金の悩みを解消するための方法をシンプルにわかりやすく書き記した書です。
お金も「物」である以上、物理法則に従わざるをえないという観点で「お金を引き寄せる力」を強めて「お金が離れていく力」を弱める方法をシンプルな形で示した本です。
「いきなりすごい大金持ちになろう」とはなかなか思えない人や今までなぜか?お金に縁がなかった人が手始めにお金に関心を持ち物理学としてお金の流れを体得していくための初心者向けの本かもしれませんね。
ジョージ・S・クレイソン著「バビロンの大富豪」から学ぶ
バビロンの大富豪 ジョージ・S・クレイソン著
本書は、刊行以来80年以上経過している作品ですが、いまだにその人気は衰えることを知らず、世界中の多くの人に愛読され続けている名著です。
本書は、紀元前3000年の古代都市「バビロン」の物語から世界で最も裕福だったとされるバビロン市民の文明、文化を学び富とそれにまつわる考え方を理解するための手引きとして書かれた本です。
物語形式で進んでいく内容は読みやすく心に残りやすい。
数千年前の「バビロンの知恵」は「繁栄と富と幸福」の成り立ち、お金の運用法など現代にも十分通用する金銭にまつわる知恵、大原則や普遍の真理を学ぶことができる。
第一話 財産を築くには不滅の「原則」があった
第二話 富をもたらす黄金の「七つの知恵」とは
第三話 「幸運の女神」が微笑む人間とは
このように読み手の心をくすぐるようなタイトルで第九話まで進んでいく。
ストーリー調の読み物なので読み終わった時には、まるで自分が古代の大富豪のような気持ちになり、現代に生まれ変わってでてきたような錯覚に陥る。
この書籍も現代の成功者、お金持ちがみんな知ってか知らずか実践している具体的方法が随所にちりばめられていて参考になる。
お金持ちとは、そういう思考を持ってそれに伴った行動をした人たちなんだということが理解でできるでしょう。
オススメの一書です。
参考記事
ジム・ローン著「億万長者製造法」から学ぶ
億万長者製造法 ジム・ローン著
日本ではあまり知られていないがアメリカではメンター達のメンターとして有名なジム・ローンの書です。
ジム・ローンはアメリカの起業家、自己啓発作家、モチベーション・コーチ、講演家。
コカ・コーラやIBMなどアメリカの一流企業のコンサルタントとして活躍した人物であり、ウィットに富み、逸話を交えた独特の講演スタイルで人気を博し、世界各地でセミナーや講演を開催する世界的メンターです。
私が個人的にジム・ローンの考え方が好きなので今回は紹介しました。
もちろん本書を読めばみんなが億万長者になれるものではありませんが、本書を機会に億万長者もでてくるでしょう。
なぜかといえばジム・ローン自身が若い頃は大衆思考丸出しだったところ、自分自身のメンターとも言える恩師に出会いその人のもとで働き、ついには自分自身が大金持ちになっていった経緯がある人物だからです。
ジム・ローンにはたくさんの名言がありますが、その一部を紹介しましょう。
ジム・ローンの名言
●幸福は偶然でもなく、願うものでもない。幸福とは自ら築くものだ
●やる気だけでは物事は達成できない。
愚か者にやる気を起こさせても所詮はやる気のでた愚か者になっただけである
●自分が何を求めているか分かっていれば、そしてそれを心から切望するなら
獲得する方法は自ずと見出されるであろう
●その日の計画を終える前に、その日を始めてはいけない
●家族のために、何者も突き崩すことのできない、経済的な壁を築きなさい
●成功とは、自分がそれに相応しい人間になることで、引き寄せるものなんだ
●運命を一夜で変えることはできないが、あなたが進む方向を変えることは一夜でできる
ぜひ世界的億万長者の示す億万長者製造法を身につけてみてください。
本多静六 著「私の財産告白」に学ぶ
私の財産告白 本多静六 著
本多静六は、貧しい農家にに生まれながら苦労して学問に励み東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築いた男。
停年と同時に全財産を寄付して、働学併進の簡素生活に入った最晩年に語った普遍の真理は、現代を生きる人々の心にいまなお新鮮に響く。
「人生即努力、努力即幸福」をモットーに生きた人生の達人による幻の名著が本書です。
【本書に登場する本多静六の名言】
「金儲けは理屈でなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる」
「金というのは重宝なものだ。ところが、世の中には、往々間違った考えにとらわれて、この人生に最も大切な金を、頭から否定してかかる手合いがある」
「投資の第一条件は安全確実である。しかしながら、絶対安全をのみ期していては、いかなる投資にも、手も足も出ない。だから、絶対安全から比較的安全、というところまで歩みよらねばならぬ」
「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない」
「『天才マイナス努力』には、『凡才プラス努力』のほうが必ず勝てる」
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本多静六は、かれこれ150年前に日本に生まれた方です。
東大教授という職業だったにも関わらず今でいう大富豪クラスの資産を築きあげたという事実は凄いというほかない。
そのノウハウは、いたってシンプルで特に裏ワザ的なものは一切ない。
その正々堂々とした生き方の心構えの中にこそ莫大な富を築き上げていく秘訣があるのかもしれません。
日本人だからこそ学びたい日本人式大金持ちへの成功法則です。
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本多静六の名言
●手っ取り早く成功せんとする人は、手っとり早く失敗する人である。
真の成功には速成もなければ、裏道もない。あせらず怠らず、長い道を辛抱強く進んでいくよりほかはない。
●カネを馬鹿にする者は、カネに馬鹿にされる。
これが、世の中のいつわらぬ実情である。
財産を無視する者は、財産権を認める社会に無視される。
これが、世の中のいつわらぬ現実である。
●人間というものは、カネがなくても、カネができても、得てして偏狭になりやすいものだ。大いに心すべきである。
●世俗的な成功の第一義はまずなんとしても経済生活の独立にある。
これなくしては何ごとの成功もおぼつかなく、またどんな成功も本当の成功とは世間で認めてくれない。
この人生に最も大切な経済生活の独立には、どんな職業であるかにかかわらず、積極的に働いて、消極的に節約耐貧するよりほかに道はない。
●貯蓄生活を続けて行く上に、一番の障りになるものは虚栄心である。
いたずらに家柄を誇ったり、いままでのしきたりや習慣にとらわれることなく、一切の見栄さえなくせば(収入の25%を強制的に貯金する)四分の一天引き生活くらいは誰でもできるものだ。
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