僕ら社長たち3人がビジネスをしてきて一番ツラかったことについてぶっちゃけてみた

ビジネスをしてきて一番ツラかったこと

【ビジネスをしてきて一番辛かったこと】

 

山ちゃん

こんにちは!山崎です。

今回のテーマは、各人それぞれビジネスをしてきて、今までで一番ツラかったことは何か?

そのあたりについて話していきたいと思います。

では、僕からいきますね。

 

努力の過程も大事。しかし実績こそが無言の説得力

 

山ちゃん

僕は、インターネットを使ったビジネスで起業して、今順調に右肩上がりで成長しているんですけど、まあ辛かったというのは収益が上がらなかった時期が全般的に辛かったですね。

今は、先が見えるんで辛いという感覚はないんですけど、収益が上がってない頃は、本当にこれで大丈夫なんだろうか?…という不安がありましたね。

だけどビジネスモデルをみれば上手くいくってことはわかっていたんですよ。

多くの人に見られる媒体ですし、セールスの勉強していけばイケるはずだというのは見えていたんですけど、実績が上がっていないので周りの人を人を説得できないというのがすごくありまして、それが一番辛かったところですかね。

僕が数年前にインターネットビジネスを始めて3ヶ月くらいたった頃、周りのいろんな人に「インターネットビジネスはいいよー。夢があるよー!」とか話しても「それは、なんか怪しい!」っていう感じで、みんな理解してくれなかったんですよ。

そんなある時、一人の友人と飲みの席で口論になったんですよ。

僕は、いつもながらその友人にもインターネットビジネスはいいよって話したんですけど、その友人は

「君はせっかく鍼灸接骨院で勤務しているんだから本業をしっかりやるべきだよ!」

という意見を言ってきたんです。

その時は僕もムキになってネットビジネスの素晴らしさを力説していたんですけど、結局喧嘩みたいになって物別れに終わったんですよ。

それ以来彼とは疎遠になってしまって、いまだに連絡もとっていないんです。

月に一回くらい飲みにいくような友人だったんですけど疎遠になってしまった。

その時以来、僕は周りの友人知人にインターネットビジネスの話をしなくなりました。

結局その時に何がいけなかったかというと、自分に実績がなかったということだと思ったんです。

その当時、月に10万でも儲けているという実績があれば、あんな口論にもならなかったんではないかと思うんですよ。

だからなんだかんだ言って実績が大事だと思うんです。

よく努力している過程が大事だとかいいますけど、勿論それは大事ですけど、実績がないと結局他人を説得できないということなんです。

今は、普通に年に4000~5000万円の純収益はあげていますけど、当時少しでも実績があればあんなことにもならなかったかなと思うと、辛い気持ちを思い出す時はありますね。

 

参考記事

サラリーマンが副業を始めて年収1000万超えを目指すには

 

マーシンさんとかは、どうですか?

 

トラブルは落ち込むことなくその後の教訓とすべし

 

マーシン

今日は、テーマがテーマだけに、私たちも聞いている人もだんだん沈んでいっちゃっても困るんだけど…(笑)

私が辛かったというか、ショッキングな事件が過去にあったので、ちょっとそのあたりを話してみましょうかね。

まあ、こういう辛かったり厳しかったような事件から後々教訓は得たわけですけど、こういった事件もただやり過ごせばいいというものでもなく、やはり教訓をしっかり得るというのが大事だろうなとも思うんです。

まあ、どんなことがあったかというと、うちは掃除の仕事をやっていたわけですけど、もうかれこれ10年以上前ですが、うちの得意先のA社に頼まれて、急なんだけどO社の仕事をやってあげてくれないか?という依頼があったんです。どうも何か事情があって掃除屋さんを探していたようなんですね。

まあ、だいたい5万円くらいの仕事だったんですけど、A社に頼まれたんじゃしょうがないよねという感じで引受けました。

それでスタッフが行って一通り掃除してワックスを入れて帰ってきたんですけど、クレームが入ってワックスの塗り方がちょっとイマイチだというんです。

仕方がないので、今度は私と別のスタッフで手直しにいきました。
では一回ワックスを剥がして入れ直しますよということで早速やり始めました。

私ももっと慎重に調べてからやればよかったんですけど、ワックスを剥がす作業をしていたら、なんと床がどんどんめくれ上がっていっちゃったんです。

普通のフローリングなら有り得ないんですけど、安物の紙みたいな素材のものだったので台無しになっちゃったんですよ。^^;

これはもう張替えないとダメだ、みたいなことになっちゃいました。

まあでも、この辺の案件なら、普通は数十万で保険を使ってやれば済むことなんですが、なんと、向こうが要求してきたのが現金で2千万円!?(笑)

「はあ?」みたいな話なんですが、床を張り替えるのに、全部リフォームをやり直すからみたいな論理だったんです。

しかも、3日以内に現金2千万用意しろ!みたいなことを要求されました。

私も最初は、こちらがやってしまった不始末なので、もうどうしようかと夜も眠れなくなりましたが、どう考えても2千万なんて払えないし、おかしいなと思ったんです。

そして、周りの一級建築士の数名の人達に聞いてみたところ、その程度の床の張替えで2千万なんて絶対おかしい、それは詐欺だ!ということを皆さん口を揃えて言ったので、私もやっと冷静になりました。

O社からは毎日ガンガン脅しの電話とかかかってくるんですが、向こうはこちらの恐怖や不安などの感情を揺さぶることを言ってくるので、私は逆にできるだけ冷静に対処するようにして、一切余計なお金は払わないという方針でいきました。

正直その間は、本当にものすごい心労はありましたが、数ヶ月すったもんだして、結局O社がA社を通じて示談を持ちかけてきました。

最終的にA社O社とうちの3社で300万づつ出すことで示談が成立して、私は5万円の仕事で300万の経費を使うような授業料を払ったわけです。^^;

まあ、事業をしていれば、多かれ少なかれいろいろなトラブルもありますし、思ってもみなかった災難もあるとは思います。

私の場合もまさかと思うような出費でしたが、沢山の教訓も得ました。

渦中にあるときはホント死にたくなるようなプレッシャーもありましたが、知識をしっかり入れて、落ち着いて取り組めば解決しない物事もないんだということもわかり自信もつきましたね。

それ以降は、仕事をしていく上で必ずリスクヘッジもするべきだということや、責任の所在をはっきりさせて仕事に取り組むということや、自分が本当に受けなければならない仕事と受けるべきでない仕事を見極めることも大事だということも勉強になりました。

ただお人好しでやっていると、思わぬリスクに繋がるなんてこともあるということですね。

まあ、思い返すとこの事件が一番辛かった思い出ですかね。

参考記事

失敗に前向きに立ち向かうことで魅力的な人になれる

 

山ちゃん

いやあ、なるほどー、今回の話は僕が一番勉強になりますね~

そうですよね、やっぱり知識って大事ですよね。

こういうヤクザ商法みたいな感じでやっている人って、たまにうまくいっちゃうことがあるからやってくるんですよね。だから冷静に対処することが大事になってきますよね。

カミィさんはどうですか?

 

どんなことがあっても動じない姿勢が起業家の実力

 

カミィ

そうですね、僕はなんだかんだ起業とか、仕事に関して辛かったことを考えると、やっぱりお金のことなんじゃないかなって思いますね。

事業って上手くいけばなんの問題もないんだけど、たとえば家族がいながら絶対いけると思って事業を進めたら失敗して経済的にも困窮していくようなことがあると、人間って本当に辛いと思うんだよね。

このお金の辛さって味わった人はわかると思うんだけど、ホントにホントに辛いんだよね…

だけど、こういう状況から自分はどうするか?というところが、起業家としての実力が問われるところだったりするんじゃないかと思いますね。

当然、事業をやっていればいろいろな事は起こりますよ。

自分の努力だけではどうしようもできない事情や、もっと広く言えば、世界情勢が変化したり、金融危機が来たり、いろんなことはあります。

けれど、そういう危機を乗り越えていけるか?っていうところが、起業家や経営者の素質というか、資質が問われるところのような気がしますね。

実際、何百万の借金を背負ったり、はたまた何千万の借金という人もいるでしょうし、中には何億という人もいるかもしれない。

以前、僕の父親が事業やっていた時に、何億って借金を背負ってた時期があるんですよ。

僕は、そういう父親から相当いろいろなことを学びましたね。

まあ、うちの親父はある意味、昭和のバンカラを地で行くような番長タイプで、若い頃から自営業をやってたんですけど、従業員の中には、元々ヤクザから足を洗ったんだけど結局どこにも働くところがないような人たちもいて、そんな人たちでも分け隔てなく雇ったりするような人だったので、社員の何人かは両方の小指がない人とかもいたりして…^^; まあそんな感じで、とにかく破天荒でいろいろやらかした人でした。(笑)

もう息子の自分からすると、あまりにもいろんな伝説がありすぎる、トンデモないレジェンドな親父ではあったんですよ。(笑)

でも唯一、僕から見てすごいなこの人はと思ったところは、どんな状況でも決して動じない人だったんですよね。

当時高校生くらいだった頃の僕の心境では、親父と同じような数億円の借金をもし背負ったら、自分だったらもう自殺しちゃうんじゃないかと思ったくらいだったので、ある日、親父に聞いたことがあるんですよ。

「なんで父ちゃんは借金1億以上あるのに平気でいられるの?それって大変なことじゃないの?」

そうしたら、親父はこう言ったんです。

「だって借金あったってなくたって、別にやることは変わんねぇだろ。男は自分の仕事を全うするだけだ。まあ、実際返すのは大変かもしれないけど、これも考えようなんだよ。一億数千万貸して貰えてるってことは、一億数千万作れる男だって金融機関も認めてるってことなんだよ。公的機関にそういう風に認められたってことだから、どうなるかは知らねえけど、だったらやってやるか!っていう感じだよ。」

それを聞いて、迂闊にも「いやぁ、カッコイイなぁ~」って思っちゃいましたよ。(笑)

まあ、今は自分で事業をやるようになったので、僕自身も本当にいろんなことがありましたよ。

借金を抱えた時期もあったし、資金繰りのことで夜も眠れないなんて時もありました。

ただ、これって考えようなんだけど、たとえば人によっては4~5百万くらいの借金で死んじゃう人も世の中にはいるんだけど、これも真面目な人であればあるほど、責任を感じて深刻なことになっちゃったりするんですよ。

今アメリカの大統領になったトランプさんいますけど、彼は元々不動産業をやっていた実業家じゃないですか。

まあ、個人的な好き嫌いは別としても、彼の面白いエピソードを昔どこかで読んだことがあって、確か、だいぶ前に自分のやっていた不動産の事業が完全に破綻して、数千億という負債を抱えた時があったらしいんですよ。

その時に普通だったら「これは自分の不徳のいたすところで責任は自分にありまして申し訳ございません」となりますけど、まあ普通じゃないトランプ氏(笑)は当時、銀行関係者などの債権者を集めた席で、こういう感じのことを言ったらしいんです。

この負債を全部数年以内に返してやるから、その代わり俺に今までと変わらない生活をさせろ!

もう債権者たちは、何を言ってるんだこの男は!!とヤンヤヤンヤと言ったらしいんだけど、でもこのまま返済できなくてその不良債権を自分たちが被るよりも、トランプに今まで通りの生活をさせて、数年以内に完済してもらった方が結果的にいいと判断して、そういう交渉が成立したらしいんですよ。

んで、今は結局アメリカの大統領にまでなっちゃってる(笑)

だから世の中には、数百万で死んじゃう人もいれば、数千億でも平然としている人もいる。ということなんだよね。

まあ、だから起業家っていうのは、そういった意味でいうと、何か大きな事件があったり借金を背負ったとしても、どこか平然として交渉していくといった気迫というか、気概のようなものを持っていることが大事なんじゃないかと思いますね。

だから、そんなに簡単に死んじゃいけないし、どんなことがあったとしても、必ず何とかなるということを思っていることも大事だと思う。

どんな状況になっても、打開する方法は必ずある!って思っていた方がいいと僕は思いますね。

 

参考記事

大富豪に共通する「ある体験」とは?

 

山ちゃん

いやぁ・・・、ツラい話からだいぶドラマのような話に発展しちゃいましたけど、今日はお二人からめっちゃ良い話を聞くことができました!

僕も自分がそのような状況になった時に、今日のカミィさんの話とかを思い出すだろうなと思いましたね。

なんか、僕の話が軽すぎて申し訳ない感じですね・・・

規模感が違いすぎて申し訳ないくらいです。(笑)

 

カミィ

いやあ、人間生きてるといろいろあるんだよねぇ…

もちろん、まだまだネタは沢山あるけどね。(笑)

 

山ちゃん

ありそうですよねぇ…(笑)

それはまた別の機会に伺うとしましょうか。

では今回は、この辺でということで、ありがとうございました!

ありがとうございました!
ありがとうございました!

 

まとめ

 

・人を説得するには頑張っている姿勢よりも実績がものをいう

・トラブルがあっても正しい知識を持つことで冷静になれる

・トラブルがあっても感情で考えず本質に目を向けることが大事

・何か事件があっても平然としていられる考え方を持つこと

・事業は何があってもどうにかなる、方法は無限にあると考えること

 

 
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