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【もしも僕らが漁師だったら?】
こんにちは!山崎です。
今回は、「もしもシリーズ」第3弾です。
今回のテーマは、もしも僕らが漁師だったらということで話していきたいと思います。
まあ、魚を釣るとか投網でとるとかそういった仕事ですね。
だいぶ面白いテーマでいこうと思っていますのでよろしくお願いします。
では、僕から行きますね。
獲った魚をブランド化して売ることで収益アップを図る
実は、今回漁師をテーマにするにあたり僕はあんまり漁師のこと知らなかったものでいろいろ調べてみました。
そうしたら漁師には種類があって半農半漁といって魚が捕れる時期は漁師をやってそれ以外の時期は農家をやるというスタイルがあるらしいです。
あとは遠洋漁業と沿岸漁業があるんです。
確か小学校のころとかに習ったかもしれませんね。
それで遠洋漁業の方は、ほとんど海の上で生活する感じでけっこう年収も高くて船長レベルになると1000万以上だったりもあるらしいです。
ただびっくりしたのが沿岸の方は、平均年収が200万とかそれくらいらしいです。
だからそれだけじゃ食っていけないらしいです。
あとは遠洋も沿岸も自然災害に左右されるのでけっこう大変みたいです。
あと原油の価格も大きく影響するので大変です。
このように漁師は、収入も不安定なので干物などの水産加工物などの販売もすることで収入を足しているということらしいです。
僕が目をつけたのはこの水産加工物のところですね。
ここをブランディングするということです。
例えばアジの干物であればいろいろなところにあるかもしれないけど、この地域のアジはちょっと一味違うよみたいに売っていきますね。
他とはちょっと脂のノリが断然違いますよっていう感じでブランディングしていきます。
あとは今回はちょっと法律度外視で通常は漁業組合とか通さないと勝手に魚とか売れないのかもしれませんけど、ちょっとそういうの度外視して今回はアイデアを話しますね。
例えば、「釣ったばかりの魚とか食べたくありませんか?」という企画であなたの自宅に直送しますみたいな感じです。
釣ったばかりの魚をユーチューブ動画とかで流してここから好きなもの選んでもらってメールくれたらすぐ送りますみたいな感じにすると面白いんじゃないかなと。
ちょっと金額も高めに設定してアジ1匹1000円とか。
普通そんなにしないけどちょっと高めにしちゃう。
エンタメとしてもやっていく感じですね。
あとは沿岸の人であれば「一緒に釣り行くツアー」とか漁師体験しましょうみたいな企画とか。
そういう感じでどんどん面白い企画を僕が漁師だったらやってみたいなあと思いましたね。
今回は、漁師のこと調べていること自体が面白かったですね。
半農とかでやっているんだあとか、今まで知らなかったですからね。
まあ、僕だったら半農しないでインターネットビジネスやりますけどね。(一同 笑)
参考記事
ちなみに山ちゃんは、自分が漁師だったら何漁をやりたいと思ったの?
なんの魚をとりたいって思った?
そうですねえー。
あんまりそこは考えてなかったですけど(笑)
あえていうならカニ漁ですかね。
あの荒波の中でやっているやつです。
聞く話によると10人中7人くらいしか帰ってこないとか(笑)
漁師って屈強な人たちだと思うんですよ。
メンタル的にもそうだと思うんですけど、僕船酔いするタイプなので、本当はやりたくないんですけどどんだけ壮絶な現場でやっているのかというのは興味ありますね。
あとは遠洋漁業なんかも数ヶ月とかは嫌ですけど(笑)1週間くらいなら体験してみたいですね。
ちょっと知らない世界なので興味はありますね。
マーシンさんはどうですか?
漁と宿泊業と飲食業を並行した多角経営を推進する
私は、漁師ものは意外とテレビで観たりしてるんですよ。
マグロの一本釣りとかね。
私は個人的には漁師やるんだったらマグロの一本釣りとかやりたいですねー。
一本でっかいの釣ったら数百万みたいな感じでね。
こういう単価がいいのやりたいね。(笑)
個人的にはそういうのが好きなんですよ。
ただ私が漁師として経営をするとしたらちょっと現実的なプランがあるんですよ。
実は、京都の日本海側の一角に伊根っていうところがあるんですよ。
そこは湾になっていてその海岸のところに舟屋という二階建ての家がズラーっと並んでいるんですよ。
それで一階は船着場になっていて二階の窓から下を見るとすぐ海になっていて海に浮いているような気持ちになるような環境なんです。
そして中には、宿になっているところもけっこうあって静かな海が目の前にみえる船宿になっています。
ここにうちのカミさんがとにかく行きたがっていて、まあ近いうちに一度行ってみようかとなっているんですよ。
それでいろいろ調べていたんですけど伊根って場所はやはりけっこう人気のスポットで年間通してずっと宿泊客が絶えない状況らしいんですよ。
そこで私が考えたプランはこんな感じです。
まず舟屋を三軒買い取る。
そして店主である私は漁師として沿岸で漁をやって毎朝新鮮な魚を獲ってくる。
それを三軒に振り分ける。
三軒は、それぞれコンセプトがあってでてくる食事がそれぞれフレンチ、イタリアン、和食となっている。
ああ、そうだよね。
魚介類ならそれぞれいけるもんね。
それぞれ食べたい料理が出る宿に宿泊してもらう。
しかもこのシチュエーションはここしかないから全国からここ目掛けてみんなわざわざ押しかけてくるわけです。
それにも関わらずどうやら伊根の船宿ってみんながみんなやる気満々というより意外とやる気ないところもけっこうあるみたいなんですよ。
そうなると三店舗かまえて絶品の三種類のコンセプトの料理が出るとなると完全に他店と差別化が図れると思うんですよ。
さらに私はプランがあってこの日本海で朝獲れた魚介を速攻で東京に送ってこちらで魚介居酒屋をやるんです。
これも以前、うちのお客さんが実際に似たようなことやっていたので気になっていた方法です。
通常こちらの関東となると築地とかそういう市場から魚がやってきますが、なんといっても日本海ですからこれは価値ですよね。
日本海の新鮮な魚介が食べれる居酒屋となるとこれは評判になるでしょう。
ですから伊根で助手と一緒にちょっと多めに獲った魚介を関東に直送して居酒屋も経営しちゃう。
日本海の魚介はちょっと違うからね。
以前新潟に行った時にちょっと評判の居酒屋さんに夜飲みに行ったんですよ。
そこでお刺身頼んだんですけど東京と同じ金額で倍くらいの量がでてきますからね。
しかも味もまた倍くらい美味しいんですよ。
参考記事
以前金沢行った時にタクシーの運転手さんに聞いた店でお刺身食べたんですけどもうホント美味しくてこっちに帰ってきてしばらくお刺身食べませんでしたよ。
あとそういうやる気のない経営って勿体ないですよね。
ですからやっぱり競争って大事だなと思うんですよ。
だからマーシンさんの店ができたとしたら繁盛してそれ見て他の人が「なんかいいなあ」ってなって刺激になるともっと面白いんじゃないかと思いますね。
カミィさんはどうですか?
インターネットと流通を駆使しファン化ビジネスを展開する
二人ともちょっと高度な経営論を語っているので、僕としてはちょっと視点を変えて個人のレベルでの観点で話してみたいと思います。
まあそもそも魚を売るというところでは、通常は漁業組合を通したりするわけですけど、今農家もそうだけど、漁師さんも直納というか直送というのか、そういうのやる人がけっこう出てきているんですよ。
これはインターネットの発達というインフラと、新鮮なまま運べる流通の方法が確立されてきているからなんだよね。
冷凍の技術も昔と違って今のは「CAS」っていう、解凍するとホント新鮮に近い状態で食べれたりするんだよね。
あとはね。北斗の拳じゃないけど、魚のある部分の秘孔をついて半分眠らせたまま輸送するみたいなこともできるらしいんですよ。
今この運搬配送のシステムが非常に発達してきているので、僕としてはインターネットとこの流通システムを最大限活用してビジネスにしたらいいんじゃないかなと思っています。
今までは、消費者もこういうことができるということ自体知らなかったわけだけど、実際にスーパーよりちょっと高くても新鮮で美味しい魚が玄関先まで届くんだったらいいですよね。
このように直に消費者と繋がれる時代なので、ここで顧客をファン化させて固定客を50人でも100人でも持っているだけですごい安定収入を得られると思うんですよ。
ですから先ほど山ちゃんが言ってたみたいに、動画で獲れたばかりの魚をアップすると入札方式じゃないですけどお客さんは「おお、いいのがあがったから買いだ~」みたいになると面白いと思うんですよ。
動画にあげたそばから売れていく・・・という状況を作れるのではと。
たとえ売れ残ったとしても、それをパッケージ化して、これとこれとこれで合わせてお得なパックみたいにすると、今度はそれ狙いの人もでてくると思うんです。
こうやってある一定のファン化した顧客を確保して直売システムを構築することで、今までの年収の倍近いところまで行くんではないかと思いますね。
あと漁師はやはり天候とかにも左右されるので、そこで水産加工食品も同時に手がけることでリスクヘッジになると思うんですよ。
これもダイレクトにつながっている顧客の人たちに定期的に買っていただける仕組みにして、さらに自動化にもっていく。
ただこういうのを、いわゆる漁業組合とかそういうところが潰そうとしたりとかやっているようだと、今後の日本の農業も漁業も産業自体がどんどん衰退していってしまうと思うんですよ。
だから、こういった起業家精神やベンチャー精神を持った農家や漁師の人たちがどんどんでてくるべきだと思いますね。
今後そんな閉鎖的な考えでいると、間違いなくグローバル化の波に飲み込まれて海外にやられてしまう可能性があるわけですよ。
まあ、昔はそういった農協や漁業組合があることが上手く機能して良かった時代ももちろんあったとは思うんですけど、それ自体が時代の流れにすでに合ってきていないんだということを、そういう中間業者や組合にいる側の人たちも気づいていかなきゃいけないと思うんです。
これからはそういった自由にやっている人がスタンダードになっていく時代になっていくんじゃないかと僕は思いますね。
参考記事
まあ、あと日本はその辺の融通がきかないところがあると思うんですけど、どう考えても時代遅れになってきてますし、もうちょっと本質的に考えてもらいたいなと思いますね。
やっぱり新鮮で安全で美味しいものを安価で消費者が手に入れられるということの方がいいと思うんですよね。そういう風にどんどんなっていくといいなと思いますね。
まあ、農業も漁業も、組合はガン無視ってことで!(笑)
では、今回はそんなところでしょうか。
ありがとうございました!
まとめ
・水産加工物をブランド化し売り方を工夫する
・動画を最大限活用し漁業をエンタメ化する
・新鮮な魚を料理の仕方を変えて宿泊客に提供する
・日本海の魚を関東で食べれる居酒屋をやる
・動画で入札方式の魚の販売をする
・ファン化した固定客に定期的に買っていただく仕組みをつくる
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