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【先輩や上司と上手くいかない人へのアドバイス】
こんにちは!山崎です。
今回は、先輩や上司と上手くいかないとか仕事の人間関係ですね。
まあ、同僚や部下もそうかもしれませんがどうも人間関係が上手くいかないっていう人に僕らがアドバイスするとしたらっていうテーマで話していきたいと思います。
では、今日はマーシンさんからどうですか?
上司とは上手くいかない方がいい
私も社会人になってからかれこれ20数年経ちますけど、今まで上司や先輩というのは数知れず存在していましたが、その中で大抵の場合最初は上手くいきませんでしたね。(笑)
最初っから上手くいったなんていままでなかったんじゃないかなって思いますよ。
逆に最初っから上手くいったような関係ってその後それほど大した付き合いに発展してないことが多いんですよ。
なぜならその上司とか先輩がいい人だったりするんですよ。
まあ、いい人っていうか、可もなく不可もない人っていうか(笑)
まあ、クセがない人だよね。
そうそうそう。
だから相手が上手く扱ってくれるんですよ。
そしてそれほど踏み込んだ関係にもならなかったりする。
私の場合は、過去に「コイツ殺してやろうかな」って思った上司ほど最後は固い絆で結ばれますね。(笑)
私の場合、今まで職人の世界みたいなところでやった経験が多いんですけど、実力社会みたいな環境だったんですけど、飲食店の時もそうでしたがそういう職場って「できる上司」が必ずいるんですよ。
そしてその上司って意外と嫌われているというかみんなから避けられていたりするんですよ。
なぜかというとあまりにも仕事を徹底しすぎてたりするから。
そういうの強要したりするんですよ。
そういう人がいるとみんなが避けるのでいつも私がサポートに付けられちゃったりするんですよ。
いわゆる直属の部下みたいになっちゃうのね。
すると仕方がないので一緒に仕事をすることになる。
そして最初はなかなか私も上手く要求通りできなかったりするので上司から「バカヤロー」とか「こんなのもできないのか?」って怒鳴られる。
私は内心「いつかコイツやってやる」って思っていたわけですよ。(笑)
しかし半年、一年と一緒にやっているとその上司のレベルで仕事を要求されるので必然的にこちらも仕事ができるようになってきちゃう。
一緒にいるので上司のくだらない世間話も聞かなきゃならない。(笑)
すると期間が経つとその上司から私がどう見えるかというと最も自分の仕事を理解してくれる部下であり、最も自分の話を聞いてくれる部下という風になっちゃうんです。
こういう風になってくると上司にとっても私はなくなてならない部下という位置づけになってくるんです。
参考記事
う~ん、なるほど。そういうことですね。
人間関係は一定の距離感が大事
しかし、ここで注意点があるんです。
仕事上非常にいい関係になっても、お互いにある一定の距離感を持って付き合うのがいいと私は思っているんですよ。
絆が深まったとはいえ、それは必ずしも仲良しになったということではないんです。
あんまり深入りすると「やっぱ、コノヤロウいつかやってやる」ってなっちゃいますからね。(笑)
ほどほどの距離感を保つ。
仕事というところで関係性があるのでそこで付き合う、そうするとその人の持っているいいところをしっかり継承できるようになると思うんですね。
私の経験上の話はそういったところですね。
今聞いていていわゆる住み分けですよね。
日本には会社でもプライベートでも仲良くならなきゃいけないみたいな風潮があって僕はこれはとんでもないことだと思っているんですよ。
だってそれはキツイじゃないですか。
学校の友達と遊ぶのと会社の人と遊ぶなんていうのはぜんぜん違うじゃないですか。
接待みたいになっちゃう。(笑)
だから僕もある程度は仕事は仕事っていう感じに見なきゃっていうのはありますね。
それでもう一段階仲良くなりたかったらそうすればいいっていう感じですね。
一定の距離は絶対必要だね~。たしかに。
人間関係を上手くいかせるコツは超打算
僕の場合、人間関係上手くいかない人へのアドバイスとしては「超打算的になれ」ってことですね。(一同 笑)
人間関係上手くいかないって当たり前の話ですけどストレス溜まるじゃないですか。
「なんであの人ムカつくことばかりいうのかなあ?」とか思いながら生きるのって日々の自分にとってマイナスじゃないですか。嫌じゃないですか。
でもこれをどうにか嫌じゃなくしたいなと思ったら僕は超打算的なんで、まずは相手がなんでそういう風にするのかを徹底的に考えるんです。
例えば先ほどのマーシンさんの話のように上司が厳しいことってありますよね。
この厳しいっていうのも必ず背景があるはずなんですよ。
例えば過去に自分が重大なミスをして会社に大きな損害を出してしまったことからもう後輩にはそんな思いはさせたくないという思いがあったりとかするんですよ。
このように何かがきっかけで厳しくなってたりとか、何か出来事があってからそうなってたりするんでだいたい聞いてみるとわかるんですよ。
じゃあ、そういうのを聞き出すのにどうすればいいかというと好感度をよくする。
いつもニコニコ接するとか、素直な聞き分けのいい存在になっちゃう。(笑)
そして年月が経つと相手も「コイツ悪い奴じゃないな」って思うので、そういう相手に対して嫌なこととか理不尽なことって言ってこなくなるんですよ。
お互いに反発している関係って自分がやられる立場になると気分悪いじゃないですか。
だったら超打算的になって、何か言われても「あ、すみません。でも先輩の指示のおかげで助かりましたー」みたいに言ってると相手も心開いてくるんですよね。
そして仲良くなっちゃえば、そんなにひどいこと言わなくなるし、文句もいわれなくなるんですよ。
自分のお気に入りの人には、注意するんでも軽く言うようになるんですよ。だから僕は、超打算的になるってことですね。相手にとって何がメリットかなとか相手を調べていく。
自分が楽するためにどうすればいいかを考えますね。
参考記事
人間関係上手くいかない人ってその辺が中途半端なのかもね。
打算的だったら完全に打算的に徹底するとか。
逆に徹底的に相手のために自己犠牲をやる人もありかもしれない。
究極のゴマすりとかね。
だから中途半端に当たり障りのない自分を守るような付き合いをすると上手くいかないかもね。
実は、究極のゴマすりもあからさまなゴマすりじゃダメなんですよ。
「ああ、コイツゴマすってんなあ」って思われちゃ打算的じゃないんですよ。(笑)
ここで重要なのが人間心理なんですね。
例えば有名な本でデール・カーネギーの「人を動かす」とかを読むと相手の自己重要感を満たすには褒めることだとか学べるわけですよ。
だから勉強することで楽になるっていうことですよね。
超打算的になるために勉強する。
「人を動かす」は人間関係の問題解決には超おすすめですね。
参考記事
起業するにあたって一番勉強した方が良いことは人の気持ち・・・つまり人間心理だよ
クセのある上司ほど自分にとっていい師匠
思い返すと僕は、昔ミュージシャンを目指していた当時で上司に当たる人というのは、ドラムの師匠ですね。
僕の場合は、いわゆる「付き人」みたいなこともやっていたんですよ。
その師匠はバリバリ昭和時代の江戸っ子ジジイみたいな人で、今考えると、とんでもない扱いを受けたなぁ…とも思いますね。(笑)
まあ、こちらから弟子入りを願い出て押しかけた手前もあり、立場としては非常にキビしい、そういう感じで付き人兼弟子にしてもらったという経緯なんです。
実は自分としては、元々そういう立場っていうのがものすごく苦手だったんですよ。他人に振り回されるっていうか、命令に従う・・・みたいな感じが。^^;
例えばある時、現場で師匠のドラムのセッティングを任されて、こっちとしてはかなり上手くできたな~と思っていても、師匠から見てどうも気にいらないとか、1センチずれてるとか思うと、おもむろにスティックが飛んでくるんですよ!
もうね、頭に当たったり、身体に当たったりでめっちゃ痛いわけですよ。^^;
「ズレてんだよ、このボケェ~~!」みたいに師匠に怒鳴られるわけです。
だからさっきのマーシンじゃないけど、何度夜道で『後ろから刺してやろうか!』と思った日々がありましたねー。(笑)
しかしそうなると、こっちも「よーし、じゃあ完璧にやってやろうじゃないか!」って開き直って、ドラムのセッティングもメジャーで寸分の違いもなく幅を測ったり、場所も完全にシールでマーキングして完璧なセッティングを要求通りにやるようになるんですよ。
そういう風にして、厳しいながらもプロのドラマーとして、いろんな意味で心構えと技術が身についていったっていう事もありますね。
そう考えると、自分としてはそういう境遇って本当はすごく嫌なんですよね・・・嫌なんだけど、今思うとその時の体験が後々社会に揉まれる中でも「あの当時に比べれば大したことないな」っていう風に思えたりして役にたってますね。
だからそういった強烈な上司っていうのも一度経験しておくと後が楽っていうのもありますね。
参考記事
そう考えると、そのドラムの師匠も優しかったりして、
「ああ、セッティングはいいよ。僕やるから」
みたいな人だったらカミィも大したことにならなかったわけだよね。
そう考えると上手くいかない間柄って年月を経ると、後々むしろよかったなって思えることってあるよね。
そうそう。こういうのって何年か経ってみるとじんわり効いてくるんだよね。
ある意味「親の愛」みたいな感じで。昔言われた言葉が甦ってくるみたいな。
「ああそうか、だからあの時こう言ってたんだ…」とかね。
それがわかるようになる時期ってあるんだよね。
「そうか、だからあの時、師匠はこう言ってたんだ…」ってね。
その当時、自分より先を行っていた人たちの言葉って、自分がそのレベルになってこないと効いてこないんだよね。
必ず時間差があるんだよね。その時は、わからない。理解できない。
だから「コイツ刺してやろうかな」って思っちゃう。(笑)
だから結論は、人間関係上手くいってないときには
「刺しちゃダメですよ!」ってことだよね。(一同 笑)
どんなことでも、必ず感謝ができる時期が来るからね。
だから早まったことをするな!ってことですよ。(笑)
逆に、ムカツクくらいクセの強い上司とかの方が、後々ボディブローのように効いてくるよっていうのが、この年齢になってわかってきたことかな。
では、いろいろ意見がでたところで今日はこの辺ですかね。ありがとうございました!
まとめ
・人間関係が上手くいかない上司とは仕事を通じて理解を深める
・超打算的な考えを持つことで自分にとって最適な人間関係をつくる
・人間心理を勉強することで人間関係はよくなる
・クセのある上司の存在は後々そのありがたみが分かる時が来る
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