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【起業のきっかけは何ですか】
こんにちは!山崎です。
僕ら3人は、社長ですでに起業しているわけなんですけど起業のきっかけは何だったのか?
について今日は話していきたいと思います。
起業のきっかけは現状からの脱出だった
僕は、そもそも起業したいっていう気はまったくなかったんですよ。
むしろ起業いたいって思っている人は、そういう意欲があるし、素晴らしいと思いますね。
今、世間では起業したいとか意識高い系の人を小バカにするような風潮があるんですけど、僕は小バカにするどころか超素晴らしいと思っていて、むしろそういう意識の高い人たちがどんどん育っていって世の中をよくしていくことが本当にいいことだと思っていますね。
だからそういう小バカにしている人たちはむしろ何か世の中に貢献しているんですかって聞いてみたいですね。
僕も昔はどちらかというとそういう意識高い人たちを小バカにする側だったのかもしれませんが、だから過去の自分に言っているようなものなんですけど、そんな僕が起業しようと思ったきっかけはその当時の生活から抜け出したいということだったんですよ。
僕は鍼灸整骨院で働いていたんですけど週6日で働いて、一応週1日は休みだったんですけど、その休みも鍼灸整骨の勉強会に出席したりして結局ぜんぜん休みもないし、ずーっと働いていて自分は何のために働いているのかなって思ったりもしていました。
サラリーマンって定年って60歳だったり65歳だったりしますよね。
その整骨院の業界って定年がないわけで、そうすると死ぬまでずーっと働き続けるっていうことだったんです。その時思ったのがこのままじゃ嫌だと思ってどうにかならないかな?って思っていろいろパソコンで調べてたらインターネットビジネスは稼げますよっていうところにアンテナが引っかかってそこが始まりでしたね。
もともとはFXとか投資をやっていたんですよ。親が貯金しろ貯金しろってタイプだったのであまり浪費をするタイプではなかったんですよ。
老後のためとか将来に備えて貯金しろっていう教育を受けてきたのでまあ素直に貯金してきたんですけど、当時はあまり勉強もせずにギャンブル的に投資をやっていたので累計100万円以上消えてしまったんです。
そんなときにユーチューブでネットビジネスの方がFXより稼げますよみたいなのを見たんですよ。
最初は、なんだこれ胡散臭いなって思ったんですけど、その運営者が自分より年下なのにすでに月収500万以上あるとか話していたんでメルマガ登録したんですよ。
そしたらメルマガでインターネットビジネスっていうのは現実でビジネスするよりもレバレッジが効くし、一回サイト作っちゃえばそのサイトに1000人集まれば毎日お店に1000人くるのと同じですよって言ってたんですよ。そりゃうちの整骨院よりすげえやって思いましたよ。(笑)
まあ、僕も馬鹿だったのでじゃあ自分も簡単に稼げると思ってはじめたんですが、2年くらいは苦しい日々が続きましたね。
しかしちょっとずつ勉強していって稼げるようになってきて、ある日税理士さんに「山崎さん、そろそろ法人にしないと税金がすごくかかちゃいますよ」って言われて会社を設立したっていう感じですね。
ですから本当に崇高な理念とかはなくって、もう自分さえよければいいって感じでしたね。(笑)
とにかくこの生活から脱出したいんだっていうのが始まりだったんです。
まあ、世の中の社長の話とかを聞くと美味しいコーヒーを広めたいんだとか素晴らしいダイエット法を広げたいんだとかそういう理念とかがあって素晴らしいなあと思うんですよ。
僕も会社の理念にはそれなりのこと書いてありますけど、実は現状を脱出したいとか一般的にいう働きたくないっていうような感じでインターネットだとなんもしないでもお金入ってくるっていうことだったので素敵だなと思って、毎日ゲームできるじゃんみたいに思ったんです。(笑)
本音をいうとそのあたりがきっかけでしたね…
そんなところですが、マーシンさんはどうですか?
参考記事
起業自体は、意外と簡単だった
きっかけでいうと、私も起業したいっていう感じではなかったんですが、私の場合当時、親父と同じ掃除の会社に所属していたんですよ。
親父はそこの役員だったんですけど、あるとき親父がそこの社長と喧嘩したんですよ。
それで勢いもあって辞めることになって、本人的にもそれだったら自分も会社つくって負けないくらいの会社にして
やろうみたいな元気があったわけです。
だけど一人でやるのは心細いんで、私に手伝ってくれってことになったんです。
だからお前も早く会社辞めろみたいになった。(笑)
しかし、私としては実はそんなに乗り気でもなかったんですよ。
だから2年間だけ手伝うよっていう約束で始めたんです。
そしたら2年くらいたった頃、親父がガンになっちゃったんです。
まあ、いまだに生きているんですが当時は気力も体力も萎えちゃったもんだからしょうがないので私が社長をやることになったっていう始まりでしたね。
まあ、そんなノリで起業しちゃったっていう経緯があるので私の中では意外と起業は簡単だっていう観念が生まれたんですよ。
だからその後、私としては掃除業界での独立支援をしてきましたけど素人の人を独立させることは意外と簡単に思えたんですよ。
ある時なんかもウツ病みたいになっちゃってた人がいたんですけど、この人は以前ちょっと掃除の業界で働いていた経験がある人だったんです。
そしてたまたま私の会社が忙しいときにちょっと短期でバイトで手伝ってもらったんです。まあ、リハビリも兼ねてね。
そして2ヶ月くらいの間、いろいろ話をしながらやっているうちにせっかくそれだけの技術を持っているなら独立すればいいじゃんって勧めているうちに本人も元気になってきてその気になっていって結局2ヶ月後には独立しちゃったんですよ。
そして独立して半年くらいたった頃には月収100万くらいを達成していましたよ。
まあ、そう考えるときっかけって人それぞれあると思うんですよ。
だから必ずしも崇高なきっかけを持っていなければいけないっていうことじゃないけれど、自分にやってきたきっかけでよし起業してみようと思える人は起業するタイプの人かもしれないし、だったらそこに一歩足を踏み入れてみることで道が開けるかもしれないと思うんですよ。
なので、そのきっかけを大事にしてみるといいんじゃないかなって思いますね。
参考記事
通勤ラッシュと満員電車のストレスはマジやばい!
僕なんかも、元をいえばミュージシャンだったからね。
ただ、当時まだ20代で結婚をして子供ができたりとかを機に、御多聞に漏れず安定を求めて会社勤めをするようになったんですよ。
ミュージシャンの収入はとても不安定だったので、独身の時ならまだしも、妻や子供、家庭をもつということで、当然安定収入も必要になってくるということで、当時はまだネットもなかったので、そういう選択肢しかないと思ってましたね。
それで会社勤めを始めた時に、まず朝のラッシュアワー時の満員電車の洗礼を受けたわけですよ。
これがもともと人ごみに弱い僕にとっては本当に地獄のような大変さでした…^^;
それ以来、この満員電車の生活からどうやって抜け出そうか…みたいなところがそもそもの始まりでしたね(笑)
まあ、毎日乗っていると、だんだんそれなりに順応してきて、立ったまま眠れるとかできるようにはなったんですよ。(笑)
だけどある日、毎日の残業でめっちゃ疲労が溜まってて、朝の通勤電車で吊革にもたれて居眠りしていたら、吊革から手が外れて、そのままバターーンって床に倒れ込んじゃったんですよ。
そしたら、それを見ていた乗客のお婆さんに、
「ちょっとあんた、疲れてんならここに座りなさいよ!」って、声を掛けられたんですよ。
お婆さんに席を譲られそうになる青年って…^^;(苦笑)
さすがにお婆さんに席を譲ってもらうわけにはいかず、丁重にお断りしましたが…^^;
ただその時思ったのが、これをずっと続けてたらオレはきっと死んじゃうなぁ~って…
まあ、なので事の始まりは満員電車に乗らないでやれる仕事はないんだろうか?って考えたところからですよ。
参考記事
会社勤めをしながら起業のチャンスを待つ
そして当時、僕が就職した会社がたまたまコンピュータのソフト会社だったんですよね。90年代のはじめだったんで、まだ当時はウィンドウズ95が出る前でした。
その時に、今思えば運が良かったと思うけど、その会社で当時黎明期のパソコンを使って仕事をやれるという機会に恵まれたわけです。
そして、その当時の上司が、もうガチのパソコンオタクというか、風貌も髪が腰まであるような、まさに「仙人」みたいな人だったんですよ。休日は秋葉原のラジオ会館にずっと生息しているような(笑)会社の中でも、見た目も雰囲気も超異質で浮いていた存在だったんですが、コンピューターやプログラム、周辺機器に関してはどんなことでも知っている、まさに「神」のような存在で、社長をはじめ社員全員が彼を頼っているようなすごい人物でした。
なので僕は、ドラムの時と同じようにその人にいち早く弟子入りして、仕事終わりに家まで押し掛けたり、秋葉原のマニアックな歩き方を教えてもらったり(笑)しながら、いろいろな知識や技術、やり方を教わっていったんです。
そのおかげで僕自身のパソコンのスキルが短期間でメキメキ上達したんですね。終いにはパソコンを全部パーツから選んで自分で自作したり、大抵のトラブルは自分で解決できるようになりました。
そしてこのパソコンのスキルとか、当時のパソコン通信という電話回線ネットワークを使って何かできないものかなぁ~と思って、いろいろと試行錯誤で始めていったというのが事のはじまりでしたね。
当時は、サラリーマンをやりながらも、独立できるチャンスをじっと待っていたという感じですかね。
参考記事
そうなんですね。それで最初からうまくいったんですか?
いやいやいや。^^;
最初はパソコン通信の掲示板を使って、今でいうネットオークションの走りみたいなことをやったんだけど、最初はぜんぜんうまくいかなくて・・・
なんせ掲示板で文書だけのやり取りしかできないから、今のように写真とかはデータが重くてまったく載せられないわけですよ。なので商品の詳細な説明を相手に伝えるのって相当難しかったんです。それで文章で相手を説得するためのコピーライティングの勉強などをやり始めました。当時外国からめっちゃ高額なコピーライティングの教材とかも買ったことがあるけど、当然全部英語なので、書いてある意味がまったくわからなくて途方に暮れましたよ。(笑)
そしていよいよ、満を持して1995年に、あの「Windows95」がセンセーショナルに発売されて、インターネットという夢のような世界が開けていって、僕も飛びつくようにいち早くそれを手に入れたわけです。
その後、Windows95と汎用パソコンの急激な普及と共に、全国でいろんなパソコンショップがものすごく乱立してきたんですね。ようするに当時はパソコンが壊れたり、調子が悪くなったり、フリーズしたりっていうのが頻繁に起こっていた時期だったんですよ。
それで自分は、パソコンのハードの修理とか組立とかメンテナンスとか、ソフトの使い方とかを教えることができたので、最初は休日にパソコンショップの専属サポートとか教室の講師とか、さらには知り合い相手にパソコンのメンテナンス業やワードやエクセルを教える出張サポートみたいなことで小遣い稼ぎみたいなことをやっていましたね。
そこから、HTMLやらCSSやらを独学でおぼえながら、ホームページ作成とSEOとかやるようになって、次第にクライアントが増えていったということですかね。
その流れの中で、当時クライアントだったマーシンの会社の人と共同で本を出版したことがあって、それがなんとベストセラーになっちゃったんですよ。
「夢をかなえるそうじ力」っていう本なんですけど、これはその後のトイレ掃除とか断捨離とか片づけ本などのブームの走りになったような書籍で、あの「斎藤一人」さんにも推薦して頂いた、シリーズ累計300万部以上売れてる超ベストセラーなんです。そして翌年その印税ががっぽり入ってきてしまったので(笑)、税金対策っていうこともあって、急いで個人事業主の届出を出したというのが独立のはじまりですかね。
そして、その4年後くらいに法人化したってことですね。
まあ、今回3人で話したわけなんですけど、世間でいうところのすごい理念を持っていて始めたわけではないってことですよね。(笑)
完全あとづけですね。
僕もあとづけですね。
だからそんなに堅っ苦しいことじゃないよってことですよね。
最初は身近な人を助けてたらそれが発展していったとか、僕も最初はインターネットの稼ぐ方法っていう商材を買ってそれからだったんで、まあ本当に一歩踏み出してそこからっていう感じですよね。
困っている人を助けて喜ばせることがビジネスの原点
まあ、最初は困っている人が周りにいて、その困っていることに自分の持ってるスキルで応えていったら喜んでもらえた。
っていうところから始まっていったという感じだよね。
そうですね。ビジネスの仕組みはそうですよね。
お悩み解決ですもんね。
美味しいもの食べたいなあと思っている人に美味しいケーキを提供したり、痩せたいなあと思っている人にダイエットのサービス提供したりとか、3ヶ月で身体が超引き締まるみたいなCMやってますけど、そんなことやってみたりですよね。
参考記事
それまで培ったスキルとか、いろいろな知識が、人の役に立つんだなって気づいた時が、意外と始まりになるのかなって思いますね。
それが原点でもありますしね。だから理念とかあればそれは素晴らしいと思いますけど、しっかり本質をみていくっていう感じであれば堅っ苦しく考えないでもいけちゃうよってことですかね。
考えてるほど難しいことじゃない。ハードルは高くないよってことですよね。
そうですね。
では、今回はそんなところですかね。
ありがとうございました!
まとめ
・起業のきっかけは現状の生活からの脱出願望だった
・起業自体は思ったより簡単。きっかけを大事にする
・困っている人をサポートしていたらビジネスに繋がった
・崇高な理念がなくても起業はできる。理念は後からで十分
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