INDEX
- 1 起業家が語る起業したい人へのビジネスアイデア
- 2 起業したい女性が急増中!女性ならではの才能・能力・アイデアの活かし方
- 3 起業家の女性の成功例とアイデア
- 4 起業したい女性 主婦の成功例とアイデア
- 5
- 6 起業したい20代の女性 成功例とアイデア
- 7 起業したいけど不安。就職とどっちがいい?
- 8 起業したい若者が考えるべき起業のメリットとデメリット
- 9 起業したい学生が知っておくべき知識(アイデア)と勉強法
- 10 起業家として成功するのに必要なものは?
- 11 起業家になるには特別な才能や資質が必要か?
- 12 起業家タイプ別にみる起業家適性診断
- 13 起業家のタイプの代表的な8つのパターン
- 14 起業家の年収は実際どれくらいあるの?
- 15 起業家の成功率ってぶっちゃけどれくらい?
- 16 起業したい人の悩み「はたして私って起業に向いているの?」
- 17 起業のアイデアを考えるコツ
- 18 起業のネタやビジネスアイデアってどうやれば見つかるの?
- 19 起業家セミナーや塾って本当はぶっちゃけどうなのよ?
- 20 起業セミナーで人脈や仲間はつくれるのか?
- 21 成功したければ起業家セミナーには行くな
起業家が語る起業したい人へのビジネスアイデア
起業したい女性が急増中!女性ならではの才能・能力・アイデアの活かし方
「男性が外で働き、女性が家庭を守る」という日本古来の男女の役割分担は、現代ではすでに古風な人の考え方のようになってきました。
最近では、女性ならではの実直な責任感、仕事のきめ細かさ、女性特有の独自の感性や発想も多くの企業で認められ、働く女性の社会的地位も上昇し続けています。
特にここ数年の間では、多様なる価値観が受け入れられるようになり、女性が社会に進出して起業するケースがますます盛んになってきています。
また、現在の日本は、以前と違って誰でも気軽に「起業」しやすい状況になってきました。
以前は、有限会社を設立する場合には資本金が300万必要でしたし、株式会社を設立する場合には資本金が1000万円必要でした。
それが今では、株式会社をまったくの「0円」から起業できるようになりました。
そのおかげで起業する人が増加しているのですが、注目すべき点はここ数年「女性の起業家」が急増しているということ。
東京商工リサーチの調べによると、全国約233万社の代表者データのうち、24万3632社が女性社長という割合です。
全体に占める割合は10.4%で、毎年この比率は伸びてきているようです。
女性が起業するきっかけは単に収入を上げたいとか確保したいということにとどまらず起業の動機は以下のようなデータがあります。
(1)好きな分野、興味のある分野で仕事をしたい 63.8%
(2)自分の裁量で仕事をしたい 63.8%
(3)自分の技術、資格、知識を活かしたい 58%
(経済産業省 実態調査調べ)
女性社長たちの多くは、仕事を「自分の能力や才能を活かし、自由に表現するフィールド」と考えているようです。
参考記事=女性起業家待望論:
起業家の女性の成功例とアイデア
女性で起業したい方から起業相談を受けることがあります。
本人から「こんなことがしたい」というビジネスプランを聞いたりしますが、その際、必ずアドバイスすることは、
「男性には出来ない女性ならではの強みを大いに活かしてください」と話しています。
女性起業家で業績を伸ばしている方に共通しているのが、女性ならではの強みを大いに活用している方々です。
たとえば、美容、妊娠、出産、ウェディング、女性用下着、パジャマ、マナーなどなど。
男性が体験できないものだったり、理解しにくいものが女性の強みを活かせる分野です。
もちろん、男性がそういった分野に進出してもいいのですが圧倒的に優位性は女性にあるでしょう。
参考記事=3人社長が女性だったら:
では、実際にどんな人がどんな成功をしているでしょうか。
起業したい女性 主婦の成功例とアイデア
神奈川県に住む専業主婦のNさんは、障害者のお子さんを持つ40代の主婦でした。
夫の経営するゴルフの用品店の業績が思わしくないことから、パートに出ることを決意。
しかし、障害を持つお子さんを長時間家に一人にしておくこともできないので一日数時間の仕事ができる大手家事代行業に登録して働き始めました。
メインの仕事は、家庭のお掃除でした。
元々家事の中でお掃除が得意だったNさんはメキメキと頭角をあらわしあっという間にマネージャーの地位に上がっていきました。
しかしマネージャーとなると一日数時間のパートというわけにもいかず、だんだんとお子さんの面倒をみれなくなっていきました。
そんなある日、家に帰るとお子さんが発作を起こしていて倒れていたのです。
救急車を呼んで事なきを得たのですがNさんはこのことをきっかけに仕事をやめる決意をしました。
そして今までお世話になった顧客の方々に退職の挨拶をしていくと8割以上のお客様からやめた後に空いている時間で構わないからNさんに自宅のお掃除の仕事をやってくれないか?と頼まれました。
Nさんも
「空いている時間でいいのでしたら、ぜひやらせてください」
ということである意味独立してやることになったのでした。
当然一人ではできない分量だったので、近所の主婦仲間に声をかけ自分を含め3人のグループで1日3時間限定の労働時間で始めました。
当然元請けになってしまったので、仲間の2人に報酬を支払ってもパートで働いていた時の単価より数倍いただくことになりました。
さらに大掛かりな家庭のリフォームなども頼まれることになり、知り合いのリフォーム屋さんと連携することで収益をあげていきました。
地域を絞っての顧客づくりをすることで紹介が増えどんどん収益があがっていきました。
そしてNさんは最終的には、1日に数件顧客のところに顔を出しおしゃべりをすることでコミュニケーションを図りビジネスを円滑に回すという役回りに徹し、作業はパートさんにお任せするということで時間を有効に使える状態にしていきました。
今では、お子さんと一緒にいられる時間をしっかりと確保しつつもご主人のゴルフ用品店を超える収入を確保するまでになりました。
Nさんの成功も元々専業主婦としてお掃除が好きだったこと。障害者のお子さんを持っていたことで極めの細かい気配りが身についていてそれがお客様からの人気を得られたこと。
時間をつくりたいという思いがあったことから、効率のよいビジネススタイルが出来上がっていったことなどが挙げられます。
このように何がきっかけで起業に成功するかはわかりませんが女性であったことが武器となることが勝利の要因の一つでもあるのではないかと思います。
起業したい20代の女性 成功例とアイデア
今、注目しているのが株式会社フォルスタイル・平井幸奈さんです。
彼女はまだ現在20代前半。なんと早稲田大学政治経済学部4年生の現役女子大生だそうです!
2013年9月、日本初のブリュレフレンチトースト専門店ForuCafeを立ち上げました。
元々フレンチレストランのキッチンでのアルバイトををきっかけに料理の世界に魅了され、2012年8月より2カ月間、単身オーストラリアのシドニーへ渡り、billsサリーヒルズ店、ダーリンハースト店で修業をするというほどの行動派。
帰国後、料理教室・ケータリングのカフェプロデュースなどを手がけて、13年9月に日本初のブリュレフレンチトースト専門店「ForuCafe」を オープンさせ、さらに14年11月、シチュー専門店「ForuStew」をオープンさせました。
WEB系で起業する若者が多い中ではまさに異色の存在ですね。
飲食業は、食中毒などのリスクが大きく学生が参入すべき領域ではないと一般的には言われているのですが、そんな一般論とは裏腹に自分が本当にやりたいサービスを突き進めているのが平井さんです。
先日はクラウドファンディングで100万円の資金調達も成功させ、今後の展開が気になる注目の若手女性起業家です。
起業したいけど不安。就職とどっちがいい?
起業したい若者が考えるべき起業のメリットとデメリット
これから起業しようという若者が考えるべき起業のメリット・デメリットは以下のとおりです。
物事には必ず両面がありデメリットはありますが、それをマネージメントする方法はいくらでもあります。
起業をしたいと考えている方に必要なのは、起業することは自分にとって何がメリットなのかをハッキリ認識することです。
そして、それを手に入れるために、粘り強く継続して取り組んでいくことが大事になります。
多くの起業家が「自分はいったい何のために起業したのか」「自分は本当は何がしたかったのか」を忘れてしまうがゆえに、本当の意味でのメリットを享受出来ていません。
これから起業する方には、そうした失敗を繰り返さないようにして頂きたいと思います。
◆起業のメリット
1.究極の自己実現が可能な立場になる
自分のやりたい事を自由にやりたいように出来る。そういった意味では究極の自己実現法です。
2.自分のやる気や実力次第でいくらでも稼ぐことが可能になる
サラリーマンではありえない成果と報酬の比率になる。
起業すれば、成果が出れば出た分だけ、自分の報酬にすることが可能になります。
3.組織や他人に束縛されない自由を手に入れることが可能になる
上司の顔色を伺ったり、得意先のいいなりになることもなく自分で選んだ
顧客と付き合うことができる。
4.節税をすることができる
個人事業であれば青色申告をし、法人であれば様々なことを経費扱いにする
こともできる。
5.社会的ステータスをあげることになる
会社の代表ですとなると対外的に一目おかれることになる。
業績次第では個人ではありえない融資の可能額なども可能になる。
◆企業のデメリット
1.失敗も自己責任となる
なにが起きても全て自分の責任になるので覚悟が必要。
2.まったく稼げない状況も発生しうる
成果が出なくてもある程度の給与が保証されるということはありません。
どんぶりは危険。資金管理をしっかり考えることが必要。
3.会社が持つ社会的信用が使えなくなる
個人という立場では会社勤めだからこそ得られた社会的信用が使えなくなり、
業績が不振な事業をやっていると個人ではローンを組めなかったりやクレジットカードを作れない
という事態が起きる場合もあります。
4.失業保険は無い
万が一、事業が失敗し失職しても社会的な保障は受けられない。
5.赤字でも税金は徴収される
年間の収益がたとえ赤字でも最低限の法人税、消費税は徴収される
ので黒字体質にできないと辛い。
参考記事=起業するのに一番勉強した方がいいこと:
起業したい学生が知っておくべき知識(アイデア)と勉強法
もし独立したとたら、それまでの自分の生き方や、アルバイトなどで経験した仕事の内容や働き方の全てが顕著に反映してしまいます。
将来起業しようという気持ちを持っている人であれば、学生時代からしっかり能力をつけておいた方がいいですし、アルバイトなどでただ単に楽をしようと適当に働いていた人が、経営者になった途端できる経営者になるというのはけっこう難しいです。
では、学生時代にどんなことを意識して過ごすのが起業家となるのに有利なのでしょうか。
独立して多くの人が抱える悩みとはズバリ「集客とセールス」です。
よくあるパターンが
・味はいいのに繁盛しない飲食店
・商品は素晴らしいのに誰にも知られていない
・無意味な宣伝・広告をしてお金をかけた割には顧客が集まらない
世の中にはこのように独立はしたが仕事がない、良いものを作れるのに集客するスキル、ノウハウがないことが多々あります。
ほとんどの人が起業する際にアイデアや技術にフォーカスしがちですが、一番大事なのは集客能力や営業能力といっても過言ではありません。
現実に商品が必ずしも素晴らしい物でなくてもトップセールスマンなら売ってしまいますし、おいしくない店でも集客能力があれば繁盛させられることはあります。
ですので常日頃から自分が顧客としてなぜそこから買ったのか?なぜその店で食べたのか?その事業はどのようにして顧客を集めているのだろうか?またどのような仕組みで売っているのだろうか?などに関心をもって消費者として観察していく姿勢が大事です。
会社員として問われる能力は「言われたことをやる能力」なんです。
朝何時に来て今日までにこの仕事を終わらせて周りとうまくコミュニケーションを取る。こういったことをしっかりと出来ると評価されますよね。
しかし、経営者になると誰にも何も言われなくなり、時間も仕事も全て自分で決めます。
その時に問われる能力は「言われたことをしっかりとやるコト」ではなく「自分で考える能力」です。
サラリーマン生活が長引くと人は考えるのをやめてしまいます。
なぜなら仕事に疑問を持っても「仕事なんだからとにかくつべこべ言わずやれ」と言われるだけですからね。
ですから社会に出て、長年ただこなすだけの仕事をしていると経営者意識からどんどん遠ざかってしまうんです。
ですから学生の頃からアルバイト先などでも常に自分だったらこうするかな?とか「自分で考える能力」を身に付ける習慣を持つことは大事ですね。
さらに座学としては、他人の人生から大いに学ぶということです。
それは読書によっても可能になります。
人の一生は時間が限られてます。経験できることにも限りがあります。それを効率よくカバーできるのが読書なんです。読書も目的をもってすることでただの趣味からビジネスの武器へと変えることができます。
本を読むことによって自分以外の他人の人生を疑似体験することができます。
そしてその疑似体験したことを自分の体験の如く現実世界に活かして形にしていくことです。
例えばセールスの達人の本を読んで、その中で達人がある画期的な売り方をしたのを読んだら実際に自分のフィールドの中で同じ売り方などをやってみることです。
すると初めてやったにも関わらず上手くいったりします。
これは過去にその達人が実証してくれていたことを読書というほんの短い時間で疑似体験したことで自分の能力へと吸収してしまうことができるからです。
このように同じ読書であっても、誰のどんな能力を自分の武器にするかを考えて行うとより効率的な時間の使い方と勉強の仕方になるでしょう。
参考記事=学生時代にやっておくべきことは:
起業家として成功するのに必要なものは?
起業家になるには特別な才能や資質が必要か?
起業家になるのに何が必要か?と言われれば勿論ビジネスセンスとか資金とか人脈とかいろいろありそうですが、必ずしも特別な才能や資質が必要かと言われればそうでもないと思います。
しかし、いくつかのポイントを抑えておくことでその後の展開は変わってくると思うので、ここではいくつかの資質のようなところに注目してみたいと思います。
1.あきらめない人
実は、起業してもっとも早く脱落者がでる要因は、あきらめるところから始まる。
良くいえば「負けず嫌い」悪くいえば「負けを認めない、しつこい、往生際が悪い」ような人の方が、なんだかんだ最後は成功することが多いものです。
この「あきらめない資質」を持つことで、ある意味起業の8割は成功したといっても過言ではないかもしれません。
2. 失敗や挫折をいい方向に転換する
基本的にあきらめないタイプの人は、失敗や挫折があっても、それをただの失敗としてしまうことが勿体無いと考えるので、必ず教訓としたり、次なる成功の種とする人が多いです。
この考え方を持っている人にしてみれば、人生はすべてのことが自分の成功のために存在しているようにみえるはずです。
3.自分に 自信を持っている
なんだかんだ今まで失敗もしたけど、なんとかやってきた。
最初はできなかったこともできるようになってきた。
こうした経験が積み重なるとなんともいえない「根拠のない自信」ができてくる。
今までの体験の根拠が未来への根拠のない自信となっていく。
4. ビジネスチャンスやアイデアにいつも関心を持っている
時代や市場のニーズにいち早く敏感に気付き、それをビジネスチャンスに変換するには、日々の何気ない生活の中で、常に人や社会や物事に関心をもっていることが大事です。その習慣が思いがけないアイデアを生む土壌になります。
5. 自己コントロール能力が高い
起業し経営者になると、日々に於ける全ての事が自由になるが故に、自分で自分をコントロールする必要がある。
自分なりの規律をもって生きる習慣がある人が成功者には多い。
6. 仕事もお金も大好き
起業家にとっては、365日24時間が仕事だ!みたいな部分もあり、基本的に自分がやっている仕事が好きでないと続かない。
さらに、いくら仕事が好きでやっていてもお金が儲からなければ続かない。
仕事も好きお金も好きであれば、どちらも効率よく追求するようになる。
7. 独立心が強い
基本的に起業家になるようなタイプは人の管理下で働くのが苦手である。
組織の一員でいるメリットよりも、自由であるが故のリスクを厭わない精神をもっている。
8.変化を恐れない
人は通常予測できない未来を恐れるが故に、生活スタイルや仕事上の変化を良しとしない傾向がある。これはホメオタシスと言われていて、意識しなければ人間は基本的に変化を拒み、恒常性を維持しようとしてしまう本能が働く。
起業家や経営者タイプは、むしろ固定化することを恐れ、変化を好む性質であるほうが望ましい。
なぜなら今の時代、5年前、10年前と同じことをやっていては存続すら難しい時代だからです。
9. 決断力がある
起業家や経営者の一番の仕事は決断だともいえる。
起業しても成功率は10%未満だといわれているということは、いわゆる一般大衆的な感覚では成功できないということでもある。
多くの人がNOと決断するところを、YESといえる資質が成功やヒットを生み出す秘訣かもしれない。
10. 腰のすわったポジティブ思考
一般的にリーダーはポジティブ思考であるべきだと言われているが、これも単に物事のいい面だけを見ていこうみたいな表面的なものではまだ本物ではない。
物事には必ず二面性、陰陽の両面があり、ポジティブもネガティブも包括して、そこから自らに最適なものをセレクトしていくというマインドセットが求められる。仮にネガティブなことが現れているということは、反対側に同じエネルギー量のポジティブがあるのだと心得て、それを発見していく能力こそが真のポジティブ思考なのです。
参考資料=Re:ゼロから始めるビジネス生活(無一文からの出発):
起業家タイプ別にみる起業家適性診断
起業家と一口にいっても、実は人によって起業の仕方は千差万別です。
では、大まかにどんなタイプが存在しているのか見ていきましょう。
起業家のタイプの代表的な8つのパターン
1.アイデア豊富なバリバリ起業家タイプ
アイディアが豊富で、それを元に大衆を巻き込む力に長けています。
面白いことを思いつくと行動したくなるタイプで、多くの人を巻き込んでそのアイディアを現実世界に実現することに非常に優れています。
エネルギー量が多いため、まわりにいる人がついていけなくなることもあるので、心から信頼できる右腕ともいえる人物を得ることで、組織マネジメントが成功することが多い。
2.経営者タイプ
ある程度の組織を統率する能力があり、実務能力にも優れている。
人の強みを感知し活かすことができる。
上記のバリバリ起業家と、この経営者タイプが組むと、ものすごく強い磐石な事業体制をつくることができる。
3.コンサルタントタイプ
組織を持つというより、一匹狼として振舞うのが得意なタイプ。
自分のアイデアを前面に押し出すというより、他者を引き上げることや発展を促進させることに長けている。
いわゆる士業という分野があっているタイプ。
4.芸能人タイプ
まさに商品は自分というタイプ。
何かの専門分野に長けていながら自分自身をブランドにできるタイプ。
自分が目立つのが好きで人前にでればでるほど売上げがあがるタイプ。
5.投資家タイプ
FXや株のトレーダーもそうですし、企業オーナー的に出資をして実際の運営自体は経営者にやってもらうという立場もあります。
お金を出して、さらに大きなお金に変えていくというビジネスモデルを追求している人。
6.システムづくりタイプ
アフィリエイトなどの仕組みを作成し、仕組みが自分を儲けさせてくれるというモデルを持つタイプ。
従業員や組織がお金を生み出すというより、インターネット上などに仕組みを構築することで儲けを生み出していくタイプです。
7.下請けタイプ
自分自身で創造的な商品をつくったり、サービスを生み出すのではなく、自分より大きな企業などが営業して発生した仕事や親企業の商品やサービスを売ったり、実際に実行することで儲けを生み出すタイプ。
8.専門分野・職人タイプ
専門的な技術や商品をもっていることで成り立つ事業。
美味しいパンが焼けるとか神社の建設ができる、世界特許をとった食品がつくれるなど希少価値をもっているタイプ。
さあ、あなたはどのタイプに近いでしょうか?
このあたりを見極めて起業することが長い目でみて上手くいく秘訣かもしれませんよ。
参考資料=社長の本音を暴露してみた。社長業を経験してみて心から思うこと:
起業家の年収は実際どれくらいあるの?
これから起業したいと思っている人にとっては、起業したら実際どれくらい収入が見込めるのか?というのは非常に興味のあるテーマだと思います。
日本の起業家で高額な人を調べてみると必ず上位3人は決まっていますね。
1位~3位は、
・柳井正(ファーストリテイリング)
・孫正義(ソフトバンク)
・三木谷浩史(楽天)
この3人は必ず出てきます。
その他上位を占めているのはやはり大企業の役員クラスの方々が名を連ねています。彼らの資産は一兆円超えだったりします。
一方で、今多くの方が起業をしていますが自営業も含め実際に起業した多くの方の実態はどうなのか?
厚生労働省の労働白書を参考に算出すると以下のようなデータになります。
20代の給料:20万~30万(推定)
30代の給料:50万~100万(推定)
40代の給料:70万~120万(推定)
一般の起業の中でもとりわけ有利といわれているのがインターネットビジネスです。
リアルビジネスですと在庫を抱えたり、初期投資に莫大な資金が必要だったりと何かとリスクがありそうですが、その点インターネットビジネスは初期投資はサーバーとドメイン代くらいで携帯電話持つより安いとも言われています。
そしてビジネスとして構築されたら、あとは放っておいても収入が入る仕組みも作れます。
当然、兼業での週末起業もインターネットビジネスであれば十分可能ですので、今の時代にもっとも可能性のある選択肢の一つかもしれませんね。
参考記事=起業するのにオススメのビジネスは?:
起業家の成功率ってぶっちゃけどれくらい?
起業家のくくりの中には、個人事業、会社創業者がありますが、一般に企業が誕生してからその存続を見てみると、ある意味覚悟も必要だということがわかります。
企業生存率、つまり起業の成功率といえますが、企業が生き残る数を表している数字をまずは見てみましょう。
1年:40%
5年:15%
10年:6%
20年:0.3%
30年:0.02%
なんと、わずか1年で40%しか存続していません!これはある意味ショッキングですね。立ち上げたその年にやめることになってしまったということですね。
さらに5年たつと、85%の企業が倒産してしまいます。壊滅的です。
さらに10年を超えるとほとんどゼロに等しくなってきます。
開業30年とか50年の老舗企業がどれだけすごいかが分かりますよね。
ちなみにこの数字は、企業だけではありませんよね。
街の店舗事業・芸能人・ミュージシャン・フランチャイズ・そういった方々も例外ではなくこういった比率が適用されると思います。
起業するだけならカンタンです。短期的にブレイクさせることも、もしかしたら出来るかもしれません。
しかし、重要なことはそれを継続して収益を上げ続けるということですね。
参考記事=失敗しないで起業するにはどうしたらいいの?:
起業したい人の悩み「はたして私って起業に向いているの?」
若い人や女性が起業しようとするときに、必ずといってもいいくらいネックになることが、周りの人からのアドバイスです。もちろん善意や老婆心で言ってくれていることもあるのですが、大抵の場合はこの人たちの存在は「ドリームキラー」「ゲートキーパー」として立ち現れることになります。
特に起業には否定的な意見をいわれることが多いです。
「ちゃんと大学を出て、就職した方が安心だよ」
「悪いことはいわないから今の仕事を続けたほうがいいよ」
「起業するってそう簡単なことじゃないからやめときな」
これは周りの人も善意で言ってくれてはいるのですが、あまり人の意見を鵜呑みにしてしまうと何も行動できなくなるので、最終的には自分自身で自分を判断できるようにした方がよいと思います。
あなたの人生はあなた自身のものです。
周りの人に従っても、最終的にその人たちはあなたの選択や決断、ましてやあなたの人生そのものの責任を取ってくれるわけではありません。
後悔のない人生を生きたければ、この「自己責任の原則」を肚に落とし込みましょう。
では、実際に自分は起業に向いているのだろうか・・・?
それを考えるときには、逆に完全に向いていないと思われる人の傾向を知ることで、そこに該当していなければむしろ可能性はいくらでも広がると考えてみましょう。
あまり項目があっても縛りになってしまうので、あきらかに起業に向いていない傾向を7つあげてみましょう。
1.常に収入より支出が上回る人
これは自分を含め周りの人を観察してみると面白いくらいわかりますが、どんなに給料が安くても高くてもお金を残す人と逆にどんなに高収入でも常にお金がない人がいます。
起業するということは、事業を存続させることがもっとも重要な要になりますので、その命の源であるお金を減らさず、増やしていける体質であることは起業家として必須の条件です。
2.何かあった時に人や環境のせいにする人
起業したら成果が出るのも出ないのもすべてが自己責任です。
今は、不況だからダメなんだとか、お客の質が悪いんだなど、思った成果がでない理由を人や環境のせいにしている限り、現実は一向に変わりません。
むしろ不況だからこそうちは儲かったとか、お客様の質を向上させているといったマインドを持つことが重要です。
3.プライドが高すぎて評論家になっている人
どんなに自分がつくるラーメンが美味しいと自分で思っていても他人が美味しいと思わない限り商売は成り立ちません。
事業をしていく上で大切なことは「市場は常に正しい」という観点でものをみる習慣です。
ラーメン屋さんでいえば、麺硬や味濃い目、油少なめなど人によって好みはいろいろです。
自分の考えに固執するのではなく顧客を喜ばせることにプライドを持つことが大事です。
また、評論家タイプの人は口ではなく実際にやってみること。
そして成果がでたものこそ正しいことだと考える習慣を持つことだと思います。
4.いつか起業する、もうすぐ成功するといい続けている人
いつかというものは来た試しがありません。
もうすぐといい続けて早10年なんてよくある話です。
自分は大器晩成型だと言って晩年を終えるよりも、毎日小さな成果を積み上げられるタイプこそが大きな成果を生み出せる人です。
小さな行動をやり続けられる人を目指しましょう。
5.物事の枝葉に興味があり本質がわからない人
これはよくあることで「素人でもたったこれだけでお金持ち」「楽して儲かる」みたいな表題に右往左往して踊らされるタイプの人がいます。
素振りをしたことがないプロ野球選手はいませんし、釘を打ったことのない大工さんもいません。
プロというのは、やはりある一定の努力を惜しみなくやった人たちなわけです。
起業して事業を継続していくには、パパッと簡単にというわけにもいきません。
やはりその事業の本質的なところをしっかり習得しながら運営していく気持ちが大事です。
儲けるというのは、素人でもできるかもしれませんが、儲け続けるというのは本質を追求したプロでなければできないということを知っておきましょう。
6.潔癖症の人、完璧を求めすぎる人
物事にはそもそも完璧なものなど有史始まって以来存在していません。常に不完全だからこそ人類は進化を繰り返してきました。
事業においても同じです。人々が求める欲やニーズには限りがありません。
今日素晴らしいと言われた商品やサービスが、5~10年後は時代遅れも甚だしいものになっているはずです。
特にインターネット業界のノウハウにおいては、1か月~3か月前の手法もすぐに陳腐化して使えなくなるというくらいスピードの速い世界だったりします。
もちろん準備や学びが大切なことは確かなことですが、完璧でないと前に進めないタイプの人は、事業を始めたり、円滑に進めていくことが難しいでしょう。
また、極度に物事に対して潔癖すぎるというのも起業家にはネックになります。それは発想の自由度を著しく制限してしまうからです。
完璧を求めて前に進めないやり方ではなく、完璧に近づけたくてどんどん前に進むという考え方に切り替えましょう。
7.人に信頼されない人
人に信頼されない理由のもっとも上位は、言っていることとやっていることに大きな開きがあるタイプの人です。
商品のセールス内容と実際の商品にあきらかに差がありすぎるのもそうですね。
また、約束を守れない人も人から信頼されません。
事業は、必ず人のいるところで行われます。
顧客との信頼関係、スタッフや仲間との信頼関係があることが長い目でみて事業を継続していく要になっていきます。
以上、思いつくまま挙げてみましたがいかがでしたでしょうか。
起業するには、いろいろ勉強することも必要になりますが、まずは自分が向いているかどうかチェックしてみてください。
参考記事=起業するにあたって一番勉強したほうがいいこと:
起業のアイデアを考えるコツ
起業したいと思っている多くの人は起業するには
「誰も考えたこともない奇抜なアイデアを見つけよう」とするものです。
そう思ってもなかなか見つからなかったりして、結局フランチャイズなどに参加したりするものですが、多くの人に需要がありそうなものは、いずれ大企業がやり始めてごっそり市場を持って行かれたりするのでちょっと思考を変えてみることが大事です。
ある意味、人に話してみて「そんなので仕事になるの!?」といわれるような少数派に向けてのアイデアの方がむしろ成功のヒントが隠れているようです。
起業のネタやビジネスアイデアってどうやれば見つかるの?
では具体的にネタの見つけ方を話していきましょう。
1.自分の人生で困った経験があるものやコンプレックスに目を向ける
今まで生きてきて一度も困った経験がなかった人やコンプレックスを持ったことがない人もいないと思います。
そしてなんらかの方法でそれを解消したり、解消にむけて努力した経験があるでしょう。
ということは、同じようなことで悩んでいてまだ解消していない克服していない人が世界には無数にいるはずなんです。
こういった市場に「こんなのがあったらいいよなあ」と、当時の自分が買ってしまうような商品やサービスを考えてみる。これも一つです。
参考記事=職歴・趣味・スキルなしのニートが起業するには:
2.今ある既存の商品やサービスに一つ何か加える
今実際に自分たちが当たり前に恩恵を受けている商品やサービスがあるけれども、本音をいえば「もっとこうだったらいいのになあ」と思うことってありますよね。
特にこれも自分が痛感したもののほうがより便利なものになったりしますし、気持ちもこもりますよね。
画期的な何かを探すより、今あるものに何か足したり引いたりしてみるという考え方です。
チーズとかまぼこで「チーカマ」みたいな感じです。
3.身近な人の困り事をリサーチする
世の中のビジネスは、人々の困り事をなんらか解決するために誕生し発展してきた歴史があります。
そして、人間は困ったことが解消されたらすぐに他の何かが困ったことに悩むようになります。
これはなくなることがありません。
人の困っている様子は、テレビやインターネット、噂話、身近な人の意見など、様々なところにヒントがあります。
その困っていることを解消する何かがビジネスチャンスになります。
常にこういったことにアンテナを張る習慣をもつとネタ切れになることはまずないでしょう。
参考記事=起業するのにオススメなビジネスは?:
起業家セミナーや塾って本当はぶっちゃけどうなのよ?
起業セミナーで人脈や仲間はつくれるのか?
一般に起業セミナーは起業を考えている人たちが行くものです。
では、そこに集まってくる人たちというのは将来の自分のビジネスパートナーやビジネス仲間になる可能性のある人たちでしょうか?
逆の立場で考えてみましょう。
そもそも起業セミナーを開催している人、塾の運営をしている人はどんな人たちを集めたいでしょうか?
起業塾やセミナは、起業したい人が集まるサークルのようなもの。
そして主催している成功者に近づくことで、成功の考え方を学べたり成功のヒントを見つけたり出来ると思って参加します。
さらに成功者が塾生の成功をあたかも保証してくれそうなので、入会して参加費を払えば成功が確約されたような気になります。
しかし、そこに参加している人達はお金だけ払って、結局何年も起業出来ていない人が多いのです。
では、なぜ成功者の元で学んでるにも関わらず成功できないのか。
それは参加者を起業させるのが目的ではないから。
ではなぜ起業塾を開いているのか?
それは当たり前ですが、主催者のビジネスのためです。
成功者がもっと収入を欲しいと思った時に、周りに「起業したいけどわからない。どーしたらいいですか?」という人が多ければビジネスになりますよね。
需要があり、リスクはないしコストかからず、教えるだけで金になる。
塾やセミナーのセールスで「自分は成功したけれども一人で成功しても孤独なだけです。このノウハウを多くの人で共有してみんなで成功しましょう!」ってよく聞く話じゃないですか?
ちょっと厳しいようですけどそんなわけはありません。
勿論、本心からそう思ってやっている人もいるとは思いますが、あなたの親でもないような人が、あなたを成功させるために手とり足とり何から何まで面倒みてくれるなんてことはまずありません。
そして、あなたが簡単に起業してしまうよりも、いくつかのステップを踏むことであなたから収益を上げ続け、仮に起業したとしてもそのあともあなたから収益をあげるお付き合いになる仕組みになっているわけです。
つまりそういった塾やセミナーに参加する方々は、本当に起業していくタイプというより、起業するというファンタジーに向かって勉強するのが好きな人たちである可能性が大きいですし、起業する側ではなく顧客側である人たちである感じです。
ですからあなたの心の中に
「この塾にさえ入ればなんとかなる」とか「この人の元にいれば自分は成功できるんだ」
といった気持ちがあったとしたら、そのセミナーに集まっている人たちも多かれ少なかれそういった要素がある可能性がありますから、当然そういった人脈は依存関係になる可能性が高いといえるでしょう。
これは、よくある新興宗教や自己啓発セミナー、最近ではスピリチュアルブームに乗っかって「私は特別な能力を持っている。私に付いて来れば救われる」的な怪しげな教祖のような人もたくさん出てきていますので、このあたりに関しても、しっかりとした知識と情報リテラシーを持っていることが重要です。
いつの時代も「情弱は格好のカモにされていく」というのが世の常なのです。
参考記事=起業して人脈をつくっていくには:
成功したければ起業家セミナーには行くな
日本人の特徴としてよく挙げられることが、みんなと同じことをしようとするということです。
つまり日本人の特性として集団から飛び抜けられないということが言えます。
日本人は「みんながやってる」ということに非常にに弱い人種です。
テレビや雑誌で紹介されているものは無条件にいいものだと考えてしまう。有名人が勧めるものも信頼してしまう。
周りの大多数を見てから行動する日本人にとって、みんながやっているような起業セミナーへの参加から起業するのはなかなか厳しいといえます。
なぜなら起業セミナーに来ている人のほとんどは実際に起業しないからです。
周りが動き出さない中で自分が先陣を切って起業するようなタイプは、そもそもセミナーなどに来る前にさっさと起業しています。
多くの人は、周りを気にし、まだ誰も起業しないから自分も様子をみよう。または、まだ起業するには早い、みんなと同じくもっと勉強しなくては、という集団心理が働くものです。
起業しようとして起業しない人の中に身を置くより、実際に起業している人と知り合いになったり、起業家のなんらかのグループに入り込んだほうがよほど現実味を帯びるものです。
セミナーに行っていろいろノウハウを学んだりすると、一時的にいろんな情報を知ったことで、自分もできるのでは?という錯覚に陥るものです。
しかし、現役のプロ野球選手だってイチローのバッティング理論を聞いただけでは、年間3割以上など打てません。
やはり自分自身で「できる」という領域にいかない限り、それは無いのと同じことです。
起業したい人たちとは起業した未来を夢見る人たちであり、起業家とは起業の現実を知る人たちです。
起業した現実を毎日生きている人達と接することのほうが実際には数十倍も役立つことが身につくはずです。
あとは、塾やセミナーに集まる人の特徴の一つに、誰かになんとかしてもらえるという期待感があります。
その淡い期待を抱いているうちは、まず起業してもうまくいかないでしょう。
もしセミナーや塾に参加したなら、何がなんでも参加費以上のものを回収してやろうくらいの執念をもって参加するのであれば何か実になるものもあるでしょう。
何よりも現代は、情報という観点であればもっと手軽に安価で手に入ります。書籍やインターネットでほぼわからないものはないくらいに情報を仕入れることができます。
ですから実際にセミナーや塾にいくのであれば、自分はそのセミナーから具体的に何を得ようとしているのか?
それはインターネットから得られる以上のものなのか?
そしてなぜそれが今の自分に必要なのか?
費用対効果、投資対効果はどうなのか?
など、よく検討した上で必ず回収する意欲をもって挑むのがよいでしょう。
歴史上起業家は数知れず誕生しましたが、彼らは「自分がこうしたい!」という、良い意味での欲望が強い人たちです。そのような人は、そもそも人から何かを言われて始めるよりも、自分で考えて自分で勝手に始めていくようなパッションを持っている人達で、実際はセミナーや塾にいかなかった起業家の数の方が圧倒的に多かったという事実を考えてみるといいでしょう。
参考記事=起業のきっかけはなんですか?という問いに社長3人が全力で答えてみた:
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